塾長の考え(塾)その6
「北斗塾なら上手くいくの?」
必ずしもそういうわけではない。
むしろ「そこ」が良くなるような指導、
それを目指して日々努力中というところだ。
「そこ」とは何か?
それこそが「自立型の指導」だ。
では、
「自立」とは何か?
私はこう考えている。
自立
=自主+自律+自制+自発+自活
昨年までの私の考えでは、
「自制」の要素が抜け落ちていた。
最近になってようやく、
私の勉強のレベルが進んだことにより、
この要素を「追加」した。
(HPでは7月17日現在、以前のまま)
子どもが人として成長していくときに、
この「自立」の概念を無視することは、
絶対にできないと断言できる。
子どもが成長する過程で確実に必要。
「うちの子は家でまったく勉強しない」
「勉強はきらい」
「自分から進んで勉強なんかしない」
「スマホばかりいじっていて勉強しない」
「学校の宿題しかしない」
わが子に関して、
こういった問題を抱えている場合は、
どんなに(どこかに)塾通いしていても、
ほとんど解決しない。
するはずがない。
極論にはなるが。
学習塾とは通常、
「試験に出るところを教える」
それをやっているところだからだ。
そんなことばっかりやっても、
わが子は「自立型人間」にはならない。
よって、
小中学生時代に熱心に塾通いしたところで、
中学受験で合格
高校受験で合格
ここまでは達成するかもしれないが、
同時にわが子は、
「依存型体質の人間」
に完全になっており、
(テストでいい点数とるために)
「いったいどこをすればいいですか?」
と要求することがあたりまえの生徒。
これになる。
このやり方だと、
義務教育レベルの小中学までしか通用せず、
高校の勉強にはまるで通用しないため、
高校生になってから成績は落ちていく。
これが高校生の成績不振の「真の原因」。
そもそもほとんどの学習塾が、
「自立型」の育成を目指していないから。
それどころか、
「依存型人間」を大量に生産する。
ほとんどの親御さんは、
この事実にまるで気がつかない。
(気づくことが無理なのは仕方がない)
もしもわが子が「自立型人間」になれば、
どんなことが起きるか。
簡単に3つほど列挙すると、
1.成績が上がる
2.志望校に合格できる
3.夢が実現できる人になる
これらすべてが可能になる。
(続く)