塾長の考え(小6のCちゃん)【中編】
基礎学力なくして本物の学力は、
習得できない。
そのことに関して異論がある人は、
誰もいないだろう。
だけれども、
その基礎学力を習得する過程が、
単なる知識の詰め込みだった場合。
強制的な勉強による成果だった場合。
「ライバルに差をつけろ!」
という競争意識をあおる結果、
手に入ったものだった場合。
そのやり方が通用するのは中学生まで。
早ければ高校1年生で学習への意欲は、
失われることになり、
義務的に強制的に勉強を、
「やらされる」
人生の始まりとなる。
自立型の指導を受けない限り、
そうなっていく生徒はすごく多い。
誰にも特別にそう教えてもらわずに、
楽しく勉強していける高校生もいるが、
県立高校普通科レベルであれば、
100人に1人いるかどうかではないか。
ほとんどずべての高校生は、
義務的に勉強をする。
その姿勢を作っていっているのが、
小学生時代の学習塾での、
受験指導が主な原因だとしたら、
ほとんどの親御さんたちは、
びっくりするのではないだろうか。
(続く)