塾長の考え(九大受験)11
小学生の驚異的な記憶力は前々回に述べた。
この特殊とも言える能力の正体は何か?
実は正式な名称が存在する。
「流動性知能」だ。
流動性知能は年齢的には、
10代から25歳くらいまで伸びていき、
その後はだんだんと低下していく。
新しい環境に適応するために、
新しい情報や知識を獲得し、
それらを処理したり、
操作していったりする知能だ。
つまり、
10代から25歳くらいまでは、
未知のものに対しての学習という点で、
自己の能力を最大限に伸ばせる、
ゴールデンタイムなのだ。
(続く)