塾長の考え(私大医学部受験)④
7月に入った。
今週に定期(期末)テストが実施される高校がある。
これが終わればようやく「(塾の)夏」が来る、
そんな感じだ。
例年4~6月の3ヶ月間で、
今年度の塾生の状況をよくよく観察して、
1.夏にどう指導するか
2.夏が過ぎた後にどう指導していくか
こういったことを私は考えるようにしている。
毎年恒例だ。
6月から予備校生の保護者面談が始まり、
7月は塾生の保護者との面談が始まる。
この面談で「保護者の考え方」を確認して、
塾や予備校の「指導方針」とのすり合わせをする。
北斗塾が行う自立型個別指導は、
自由自在に変化することが可能なので、
生徒の学力や性格に合わせた指導ができる。
どんな生徒が来ても、
いかようにも指導できるのだが、
生徒本人が志望する大学や高校や中学の入試、
これに向けてどう進んでいくかは、
やはり生徒1人ひとりに関してすべて違う。
すべて同じなわけがない。
(集団授業だと「同じ」になる)
基本的な学習指導においては、
どの生徒にもある種の共通性はあるのだが、
学力が上がる過程において、
それぞれの生徒への指導は当然変化していく。
指導が変化する理由は、
1.生徒の学力向上の程度
2.学校の状況(特に中高生)
が日々変化していくからに他ならない。
指導するときのこちら側の姿勢は、
その生徒の性格に合わせていくものであって、
これはいったん決まると固定性が強い。
さて、
この3ヶ月でまた多くのことが確認できた。
その内容について次回から述べてみたい。
(続く)