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一木康広プロはテレビ宮崎が厳正なる審査をした登録専門家です

塾長の考え(北斗塾とは)⑤

一木康広

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テーマ:塾長の考え

段階式
次に大切なことは、

「どこから」

である。




簡単な例で言うと、

中学2年生の生徒の弱点箇所が、

「連立方程式」だったとき。




ふつうのバイトの学生講師ならば、

その問題自体の説明をしてしまう。

「質問をされたからそれを答える」。

そのまま受け取り素直にやってしまう。

考え方が一直線だからだ。




これがプロのベテラン講師になると、

そんな単純なことはしない(はず)だ。




中学1年時に習ったはずの「方程式」。

これは正確に言うと「1次方程式」。

しかも単体であり、連立ではない。




ここの理解度のチェックをするはず。

「1次方程式(単体)」が第1段階。

※これは中1で学習する内容。

「連立方程式」が第2段階。(中2)

「2次方程式」が第3段階。(中3)




「どこから」は生徒の質問そのものではなく、

その奥にある隠れた原因。

これを突き止めなければ、

根本的な解決にならない。




その原因とやらは、

表面的なものとして、

誰にでも「見えているもの」とは限らない。




「見えない?どうすれば?」




それを感じ取るのである。

奥深くに潜んでいる「原因」に、

講師のセンサーが到達しないといけない。




現学年の内容(知識)とは限らない。

現学年の内容(技能)とは限らない。

その前段階の内容かもしれない。




あるいは…、

さらにその前の段階かもしれない。




その「場所(箇所)」を特定できる眼力、

それがプロの塾講師には求められる。




これが正確にできないと、

見当違いの場所にフォーカスするため、

講師が時間をかけて説明しても、

生徒が理解するのに時間がかかる、

もしくは、

理解することはない。




「そんなことくらいできるよ!」




という塾講師もいるだろう。

しかし、

それは小中学生のレベルでは?




同じことが高校生のレベルでもできるか?




高校生と言っても、

①教科書レベル

②実力テストレベル

③大学入試共通テストレベル

④大学入試2次試験レベル(標準)

⑤大学入試2次試験レベル(応用)

⑥大学入試2次試験レベル(発展)




このラインナップに加えて、

各大学の入試問題の傾向に合わせた、

「戦略的指導」をしないといけない。




この「戦略的指導」の中身は…、

長くなりすぎるので言わない。




要するに、

前述したような多段階式の指導をする、

これが北斗塾が考える個別指導の原則。

基本。




そして次に…。

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一木康広
専門家

一木康広(塾講師)

株式会社北斗塾

生徒の学力と性格に応じて指導を変化させること。成績向上に必要な要素(①知識定着の確認②解法のための技術指導③やる気の発生・向上・継続のサポート④学習に最適な環境の整備)を提供し、学力向上へと導くこと。

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