塾長の考え(塾)その1
船出は15人の生徒とともに。
この15人の中には、
後に東大に進学する優秀な生徒もいた。
だがそういう生徒ばかりが、
入塾してきたわけではない。
基本的に成績が良くない子たちが、
塾に入ってきた。
まあ当然のこと。
塾は成績が上がるために通うところ。
そうでなければ存在意義がないから。
北斗塾の当時のキャッチフレーズは、
「成績が上がらなければ塾ではない!」
これは今でも本当にそうだと思っているが、
やはり一番大事なことは、
生徒を志望校に合格させること。
これにつきる。
ただし、
成績が上がるように学習指導をしていき、
その延長線上に志望校の合格がある、
これが正しい考え方だ。
このころはそう信じていた。
何も間違っていないし、
正論だと思っていた。
だが今はちょっと違う。
いや、
ある意味でだいぶんと違う考えに、
今は至っている。
年月がだいぶん過ぎて、
経験値が上がったということだろう。
当然考えも変わる。
進化する。
成績アップの延長にゴール(合格)がある、
そういうことではなく、
ゴール(合格)を設定して、
それを目指していくから成績が上がる。
これが今たどり着いている境地。
じつは、
この差はとてつもなく大きい。