塾長の考え(親子関係)6
心技体を充実させることで勝つ。
HKちゃん(22歳)は、
3つの予備校に通った経験を持っている。
1つ目の予備校は、
全国の進学校の高校生なら誰でも知っている。
優良な問題と豊富なデータがあり、
講師陣も当然ながら平均値は高い。
2つ目の予備校は、
われわれの地元宮崎の高校の先生ならば、
「東大目指すなら●●予備校」
と判で押したように生徒に勧める予備校。
ハイレベル模試のイメージ戦略が功を奏し、
全国から優秀な生徒を集めている。
3つ目の予備校は、
学力別編成のクラスに対して「集団授業」。
もう一つの個別指導のコースは、
ものすごい数のレベルに分けてあり、
それを1段ずつ上がっていけば、
学力が向上していき、
気がつけば難関大学にでも合格している、
そんな未来のイメージを、
生徒や保護者に連想させる予備校である。
それぞれの予備校には特色があり、
それを上手く生かしていけば、
当然ながら効果は上がるわけであり、
だからこそ多くの合格実績があるわけだ。
さて、
それら3つの予備校に通っても、
私立大学医学部医学科に合格できなかった、
HKちゃんの理由について述べてみたい。
(続く)