塾長の考え(織田信長の名言)
中間テスト(2日目)終了。
明日(3日目)が最終日だ。
※必ずしも全学校が明日終了ではない。
塾内の集中力は昨日と同程度の模様。
さて、
一足早く終了した高校の生徒は、
通常運転に戻っていたり休んだり。
ずっと緊迫した日々を過ごしたので、
オーバーホールもOKである。
この「緩急」の繰り返しが大事であり、
毎日毎日通塾して学習時間を重ねれば、
成績は上がっていくはずだと、
信じている生徒もいるだろうが、
そんな簡単な原理ではない。
学習や勉強は「量」が少なすぎれば、
学力は上がりにくく成績も振るわない。
これは事実だ。
しかし成績とは「相対評価」だ。
自分よりも点数が高い生徒が多ければ、
努力しているつもりでも評価は低くなる。
他人の点数と自分の点数が比較されるから。
よって、
他人の点数よりも自分の方が高くないと、
成績が上がったように見えない。
競争の原理が働いているというわけだ。
だから、
まずは「量」を確保してから、
次に「多い少ない」の勝負。
でも、
「量」の多寡(たか)だけでは、
勝敗は決まらない。
「質」が高いか低いかも重要だからだ。
この「質」を高めることに関しては、
いろんな塾が宮崎にも存在するが、
実際のところはすごく差があるようだ。
ここを知らない親御さんが多い。
「塾ならばだいたいどこも同じでは?」
それはかなりの認識違いである。
病院ですらかなり差がある。
だからセカンドオピニオン(第2の意見)、
そういう考え方が定着しているのだ。
ただし、
中学生の指導となると話は別である。
主観的に言わせてもらうと、
どこも似たり寄ったりであり、
成績の決め手は生徒本人の意識の問題。
結局のところ、
中学受験と大学受験に関しては、
とてつもない差があるのが塾の実態だ。
ここで≪問題≫である。
【前提条件】
1.AくんとBくんがいる。
2.両方とも高校1年生。
3.同じ学校で同じクラス。
4.知能指数も性格もほぼ同じ。
5.家庭環境もとても似ている。
(いろいろな点で差がない)
6.部活動も同じ。
(帰宅時間がほぼいっしょ)
7.中学までの成績もほぼ同じ。
8.学習時間は…違う。塾も違う。
①Aくんは毎日4時間勉強
(毎日休みなくアルファ塾)
(日曜日もアルファ塾で勉強)
②Bくんは毎日3時間勉強
(週3回はベータ塾)
(塾の無い曜日は自宅学習)
≪問題1≫
今回1学期中間テストがあった。
AくんとBくんの両方が受けた。
2週間後に成績が返ってきた。
さて、
成績が良かったのはどちらか?
この問題の正解は何だろうか?
成績が良かったのはどちらだろうか?
確実に正解を予想できるのだろうか?
あるいは、
「●●くんが勝たないとおかしい!」
みたいな推測や思い込みや願望などが、
当然のこととして、
誰の頭にも浮かぶのだろうか?
まずは自分の頭で考えてみてほしい。
≪解答≫は、…次回に。
(続く)