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塾長の考え(中間テスト)3

一木康広

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テーマ:塾長の考え

駆け抜ける
塾内は中間テスト対策の真っ最中。



連日懸命に勉強をする塾生が多い。

まわりを落ち着いた目で見渡す生徒は、

中間テストが来週あるわけではない、

●●中のKちゃん(中1)。

北斗塾は学習室内(教室内)が、

無学年方式なのでいろんな先輩の、

学んでいる姿を見ることができる。

そのせいか大人びるスピードも速い。

刺激されることが多いからか、

「将来はお医者さんになりたいです」

とはっきりと宣言する。

まだ中1だが、

高校生の先輩たちに交じって、

負けないくらいの集中力を発揮する。

あたりまえであるかのように。

その雰囲気につられて中学生も頑張る。

どの生徒も真剣モードだ。

集中力が高い状態で学習が進む。

テスト対策のトレーニングが進む。

GWをさぼっていた生徒ほど真剣(笑)。

それでいい。

GW中は浮かれていた自分を反省して、

その反省の元に今頑張れるのならば、

それでいい。

1つひとつ経験を積むのが人生。

GW中に遊びまくってしまっても、

今それを取り戻そうと頑張っている、

その真剣さがいい。

何となく長時間勉強するよりも、

集中力を発揮して勉強できれば、

結果的にGW中にずっと勉強した生徒と、

さほど変わらない成績を出してくる、

それが北斗塾の生徒だ。

今回のテストで好成績を取ってきたときに、

「GWさぼったけど大丈夫じゃん!」

と慢心させないように指導できればOK。

GWさぼっていても好成績を取るのは、

その前からの継続的努力のおかげ。

受験の神様はその姿勢をずっと見ている。

GW中の勉強だけを見ているわけではない。

高校生ともなれば、

正しい努力をした者だけが報われる。

「正しい努力」とは、

1.正しいやり方

2.努力の方向性

3.問題意識

この3つの精度で判断可能。

「とにかくやれば結果が出るよ」

それは中学生の中間テスト。

勉強をしたくない生徒が、

一時的に勉強時間が増えて、

その結果成績が上がっても、

それは中学生の中間テストだから。

このやり方が通用するのは、

せいぜい高校1年生の1学期まで。

その後は通用しなくなっていく。

単純な勉強時間の多さだけでは、

高校生の真の学力は身につかない。

求められる「真の学力」とは、

時代によっても若干変わるが、

令和の現在には、

平成に求められていた学力とは、

「質」を異にしている部分が大きい。

がんばって手計算をしても、

電卓を使いこなす人間にはかなわない。

電卓を使いこなす人間であっても、

エクセルを使いこなす人間には、

まるでかなわない。

私は将棋が趣味なので、

2012年にAIの将棋がプロ棋士との、

対抗戦の場に参戦した時から、

今日までずっとその経過を見続けてきた。

そして現在。

深いレベルでAIを使いこなす、

藤井聡太くんが現在6冠王になり、

平成時代に絶対王者だった羽生善治と、

立場が逆転している。

ここに、

令和の時代を駆け抜けるヒントがある。



(続く)

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一木康広
専門家

一木康広(塾講師)

株式会社北斗塾

生徒の学力と性格に応じて指導を変化させること。成績向上に必要な要素(①知識定着の確認②解法のための技術指導③やる気の発生・向上・継続のサポート④学習に最適な環境の整備)を提供し、学力向上へと導くこと。

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