塾長の考え(理想と現実)③
「カリキュラム」という言葉がある。
一般的にはどういう意味かと言うと、
①教育目標達成のために、
②学校が行う教育活動のことで、
③教育課程とも呼ばれる。
大学のカリキュラムと言えば、
①学校でどのような科目が学べるのか、
②どのような形式で学べるのか、
③どのようなスケジュールで学べるのか、
④どのような教材や施設を使って学べるのか、
ということになる。
要するに「カリキュラム=時間割」と、
考えても間違いではない。
時間割もカリキュラムの一部だから。
これをベースに生徒は学習していく。
そこで、だ。
北斗塾(予備校)で言うと、
①生徒の目的達成のために、
②塾(予備校)が行う個別指導で、
③●●●●と呼んでいるものを作成し、
④これをことごとく実現することで、
⑤第1志望大学に合格させる。
※●●●●は今年度に商標登録予定。
HKちゃんが通っていたA予備校は、
もっとも高校生の間では知られている、
模試で有名な予備校である。
HKちゃんが通っていたB予備校は、
「医学部行くなら●●予備校だね」
「東大受験するなら●●予備校だね」
と宮崎の高校の先生なら口にする、
A予備校とはライバル関係である。
HKちゃんが通っていたC予備校は、
「なんで〇〇が△△に!」
の予備校で多段階式にきめ細かい、
個別指導と集団授業を売りにしている。
C予備校は時々親御さんたちに、
「北斗塾予備校とどう違うのですか?」
そう聞かれるが、まるで違う。
あちらは全国的にテレビCMで有名。
北斗塾予備校は宮崎市の瀬頭交差点、
そこにある角ビルの塾。
塾がやっている予備校。
もうまるで違うのだが、
今回はその内容は割愛する。
ではここで問題。
なぜそれら優れた予備校に通ったのに、
HKちゃんは医学部(私立大学)に、
合格できなかったのか?
ちなみにHKちゃんが通っていた高校は、
東京ではとても有名であり、
その高校に合格することは、
宮崎でもっともレベルの高い高校に、
合格するよりも難しい。
つまりHKちゃんは元々優秀なのだ。
秀才だったHKちゃんが、
日本屈指の予備校に、
高校生のころから通っていた上に、
3浪しても合格できない受験、
それが「私大医学部受験」である。
合格できなかった理由は、
細かく見ればいろいろとあるだろう。
でも私に言わせれば、
彼女が合格できなかった最大の理由、
それはおそらく本人の覚悟だと思う。
その上で適切な指導を受けていたら、
おそらく現役高校生で合格したはず。
「適切な指導」とは何か?
ズバリ言うと、
本人の学力に応じて、
指導内容を変化すること。
これができる塾であれば大丈夫。
(続く)