塾長の考え(自立型個別指導)22
90分間にわたるyoutubeの、
ライブセミナーは初体験だった。
やってみれば…生放送だったことも、
あまり意識することなく話せたので、
「案ずるより産むが易(やす)し」
だった。
なかなか便利な表現ツールだった。
今の時代はこうでなくてはならない。
そんな感想を持った。
恩師にはいつも気付きをもらえる。
出演前も出演後も示唆に富んだ有益で、
今の自分にとって必要かつ貴重な話を、
たくさんしてもらい、ありがたかった。
このライブセミナー(対談)の中で、
私が話した内容のうちで、
国語の学習の必要性を話した部分を、
再度ここで述べてみる。
まず国語の学力が低いと、
1.中学受験で不利
2.高校受験で不安
3.大学受験で無理
の3段活用となることは間違いない。
今現在北斗塾の予備校生は、
連日小学生や中学生のレベルの、
国語の勉強に明け暮れている。
間違う問題が、
出るわ出るわのオンパレード。
皆、当時(小6や特に中3)は、
どこかの塾に通っていたはずだが、
きちんと国語ができるようには、
誰も…なっていない。
この学力の状態のまま、
大学入試の国語の問題が、
運よくできるようになることは、
絶対にない。
だからココが第1関門であり、
絶対的な急所なのだ。
県立高校受験だったらまぐれで受かる。
1.16倍みたいな倍率の高校入試。
あるいは定員割れの高校入試。
そんな状況で落ちているようでは、
大学受験では不合格になることは、
目に見えている。
しかしながら、
こういう国語の学力の状態のまま、
どこかの予備校の授業を受けていく。
そんな生徒たちは本当にかわいそうだ。
しょうがないけれど。
その国語の学力の低さが、
全教科の学習または勉強に際して、
大いに理解の妨げになるのだから。
そういうわけで国語の重要性は、
語っても語りつくせない。
昔から言う、
「読み、書き、そろばん」
は現代にも通用する考え方なのだ。
先ごろ参加した「佐藤ママ講演会」。
ここでは、
「読み・書き・計算」
と訂正してあり、
「そろばんではなくて『計算』です」
とわざわざ解説していたが、
実際は「そろばん」の意味は、
計算のつもりで先人も言っている。
それと蛇足になるかもしれないが、
「そろばん」を教室で習っていた生徒。
この子たちは私の前に塾生で現れた、
そういう生徒限定で言えば、
誰もがみな恐ろしいほど暗算ができ、
計算ミスがほとんどない状態であった。
公文式の教室に通っていた生徒と、
そろばん教室に通っていた生徒と、
両方とも計算の訓練を塾では、
ほとんど力を入れなくても、
いつも満点であった。
だから私は強くお勧めする。
「くもん」と「そろばん」は、
幼児かもしくは小学校低学年から、
行くべきだよ、と。
そして保育園や幼稚園に通う子どもは、
絵本を読みまくること。
小学生になったら、
教科書の内容を声に出して読むこと。
これが間違いなく有効である。