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塾長の考え(塾)その3

一木康広

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テーマ:塾長の考え

気づくお母さん
「依存心」



これが大きくなるとわが子の将来は、

辛く苦しいものになります。

なぜそうなるのか?

自信がないまま大人になるからです。

私が34年間塾という現場で見てきた限り、

学生時代に習得したいものは、

「自立心」

であり、

「子育て」とはつまり、

わが子の自立心を養成することです。

1.最終学歴である大学合格

2.優秀な学校での成績

3.部活動などで得られる精神と肉体

4.たくさんの友人ができる

その他…。

多くの価値あるものがありますが、

それでも「自立心」、これです。

結果的にこれが育っていく過程で、

何が起きるか?

1.人から頼られるようになる

 →友人が多くなる

2.部活動で活躍できるようになる

 →貴重な経験と精神と肉体が得られる

3.学校の成績が上がってくる

 →培われた学力は永遠の武器になる

4.学力が向上してくる

 →大学受験で勝つ確率が上がる

こういった現象が起きてくるのです。

そして真の自立心を手に入れた生徒は、

大学生活においても、

有意義に過ごす可能性が高いのです。



子どもは自立していく過程で自然と、

次の2つを学んでいくことになります。

それが「謙虚」と「感謝」です。

まわりの人に対して謙虚であれば、

自立した状態で活躍できます。

(まわりの人から学べるから)

まわりの人に対して感謝できれば、

自立した状態で活躍できます。

(まわりが応援するから)

私が28年間以上かけて、

研究し続けてきたこの「自立心」は、

4つの要素(玉)から成り立ちます。

それらは、

「自主」「自律」「自発」「自活」

です。

誰でも知っているとは思いますが、

ドラゴンボールというアニメがあって、

7つの玉を集めることができれば、

神龍(シェンロン)という龍神が、

その者の夢を叶えてくれるという話でした。

「自主」「自律」「自発」「自活」

この4つの玉を1つでも手に入れられれば、

社会で価値ある活動をする大人になる、

そう断言しておきます。

4つすべてを高いレベルで習得した生徒は、

いったいどこまでスゴイことになるか…。

想像が付かないですね。



どうやったらそうなれるのか?

その第1歩が「依存からの脱却」です。

では、何への依存からの脱却なのか?

それは、

①「安心感」 ②「権威あるもの」



ズバリ言うと、

安心感の象徴とは「母親」。

※父親よりも圧倒的に母親です。

権威あるものの象徴とは「父」ではなく、

「学校」。

※最近はこれが「塾」の場合も。



母親が熱心に子育てをするのはあたりまえ。

しかし、

小学生→中学生→高校生という過程で、

子育ての仕方を変化できる母親は少ない。

なぜか?

変化する必要がないと思っているから。

変化する必要性を知らないから。

結果どうなるか?

わが子との衝突および会話の激減。

わが子の成績不振による、

毎日の精神的なストレス。



「子育て」とは、

塾での受験指導と同じで、

戦略がいるのです。



(続く)

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一木康広
専門家

一木康広(塾講師)

株式会社北斗塾

生徒の学力と性格に応じて指導を変化させること。成績向上に必要な要素(①知識定着の確認②解法のための技術指導③やる気の発生・向上・継続のサポート④学習に最適な環境の整備)を提供し、学力向上へと導くこと。

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