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塾長の考え(塾)その1

一木康広

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テーマ:塾長の考え

列車
塾はわが子の学力を伸ばす武器である



「中学受験」の場合を考えてみる。

①小学4年生のときから塾に通う。

②小学6年生のときだけ塾に通う。

 ②-1受験合格したら塾をやめる。

どちらの場合の生徒が合格しやすいだろうか。



「高校受験」の場合を考えてみる。

③中学1年生のときから塾に通う。

④中学3年生のときだけ塾に通う。

 ④-1受験合格したら塾をやめる。

どちらの場合の生徒が合格しやすいだろうか。



「大学受験」の場合を考えてみる。

⑤高校1年生のときから塾に通う。

⑥高校3年生のときだけ塾に通う。

どちらの場合の生徒が合格しやすいだろうか。



大学生になることを1つのゴールとする。

つまり、

大学受験を最終ゴールとすると、

上記6パターンのうち、

どれが1番わが子の可能性を伸ばすだろうか。



漫画でも映画でもドラマでもいい。

それぞれの内容を尺の長さで4分割すると、

その構成は「起→承→転→結」になる。

この順番とバランスがまずは基本であり、

それぞれのパートの内容が、

良ければ良いほど、

おもしろい作品となる。



日本の場合1年間は四季から構成されるが、

その構成は「春→夏→秋→冬」になる。

この順番もバランスも自然の法則であるが、

それぞれの季節に学習する内容が、

良ければ良いほど、

わが子の成績はすばらしいものとなる。



塾はわが子の学力を伸ばす武器である

いったい誰にとっての「武器」なのか。

それはわが子の学力を伸ばし、

わが子の将来の可能性を伸ばし、

自力で生きていく力を身に着けてほしい、

そう願っている親御さんにとっての、

「武器」なのだ。



子育てとはある意味では親にとっては、

戦いなのだ。

真剣に取り組まなければ、

わが子の将来性はいくらでも悪くなる。

適当に子育てをしても、

勝手に子どもは育つのだが、

育て方によっては、

わが子の将来性はいくらでも良くなる。

これもまた真実なのだ。



子育てには「戦略」も「戦術」もいる。

我流では上手く行かないことが多い。

自分(親)をサポートする「参謀」も必要。

この戦い(子育て)は大変である上に、

長期(20年間以上)にわたる。

その中にはヤマ場がいくつかある。

それは子育てのハイライトシーンであり、

楽しい時もハイライトシーンだが、

わが子の人生の急所となる分岐点こそが、

本当の意味でのハイライトシーンだ。

それらが、

「中学受験」「高校受験」「大学受験」

の3つでありここでの結果により、

その後のステージは「挽回ステージ」、

その後のステージは「飛躍ステージ」、

となる。

そうやってわが子の学生時代が決まる。



予備校生の時代は「挽回ステージ」である。

上記の①③⑤は「飛躍ステージ」への、

①プラチナ切符

③ゴールド切符

⑤シルバー切符

になる可能性が高い。



だがそのときの列車(塾)しだいでは、

そう単純にはいかない。

どの列車でもいいわけではない。



(続く)

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一木康広
専門家

一木康広(塾講師)

株式会社北斗塾

生徒の学力と性格に応じて指導を変化させること。成績向上に必要な要素(①知識定着の確認②解法のための技術指導③やる気の発生・向上・継続のサポート④学習に最適な環境の整備)を提供し、学力向上へと導くこと。

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