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芥田哲也プロのご紹介
一人ひとりの生活と生き方を看る、新たな時代の介護の在り方(3/3)
卒業した利用者が生き生き就労
現在の介護認定は、段階によるものの、多くの方が「便利でもあるため、要介護・要支援認定から外れたくない」という概念も少なからずあるそうですが、いっぽうで利用者側の気持ちになってみると、「認定から外れたら、一人の生活が不便になる」という方や、働かざるを得ないという不安があるのも現状。そこで芥田さんは、介護認定から除外された方々も施設に通えるよう「視点を変えた受け皿作り」に着手。自ら決めた出勤日に施設の送迎付きで来所し、仕事をしていただく高齢者サポーター制度を採用しました。
「機能訓練の補助や、カルチャー教室の先生、掃除や調理など、少しでも『自分にできること』をすることで、役割や生きがいを持っていただく。若いスタッフも多いですが、みな私の趣旨に賛同してくれているので、AIを使った新たな試みなどもどんどん生まれています。また、7月『デイサービスあくた・南店』の隣に新設したスポーツジムもまた受け皿作りのひとつ。医療・介護保険に頼らず専門のトレーナー(理学療法士、作業療法士等)が個々に合ったプログラムを作成し、マンツーマンの指導が出来るジムをオープンさせました」
介護事業には、運営上さまざまな法律や制度の規制が付いて回ることも多いそうですが、「これまで法律なども一つひとつクリアしながらやってきた」という芥田さん。「まずはこの地区だけでいいから、いくつかある物事を足して、総合的な“まち”としての機能や流通が成り立てばいいなと思います。利用者の方々から『今度はなにするの?』と期待を込めて言われる事が楽しくてしょうがないです」と、介護の未来に明るい期待を膨らませているのです。
(取材年月:2020年6月)
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