暑いときにおこる頭皮の湿疹

今年の夏、これまでは全国的にはかなり暑い日が続いていますね。
仙台もここ数日暑くなってきました。

こんな時に注意が必要なのが「頭皮の湿疹」
これは髪の生えている頭皮に赤いポツポツができるもので、かゆみを伴う場合もあります。
湿疹ではなくあせもの場合もあります。
今日は暑さのせいで起こる頭皮の対策です。

湿疹の原因の一つに暑さのせいで多くなった汗や皮脂などで、頭皮が不衛生になることが考えられます。
他にも生活の乱れや食事、ストレスなども関係しているとも言われております。
整髪剤や頭皮に触るものにも注意が必要です。
できるだけ、かいたりしないのが望ましいです。
※毛染めやパーマなどを始め他の原因も注意が必要ですが、今回は暑さからくるものを主としております。


例えば、私共の相談例では職業柄、帽子やヘルメットをかぶり、汗をかく事が多い方に頭皮に湿疹やあせもが多く観察されたことがありました。
汗をかく職業や体質の方は注意が必要です。
それ以外にも体質的になり易いという場合もあるようです。猛暑の影響もあるでしょう。
※なお、白いボツボツはウィルス性のイボである可能性がありますので、本欄とは違いますのでご注意ください。

＜予防法＞
汗をかいたら洗髪しましょう。清潔第一です。
また、頭皮を頻繁に手で触ったりしないことも大切です。
通常は夜に洗髪するのがお勧めですが、汚れたまま長時間放置するを避けたいので、日中でも洗髪が可能であれば洗った方が良いですね。
洗髪後は扇風機等の風で乾かすと良いと思います。

さらに・・・・

●外では、頭皮に強い紫外線を浴び過ぎないように、蒸れにくい帽子の着用をお勧めします。
　（汗＋皮脂＋紫外線は避けた方がよい）
●プールや海水浴の後は早めにシャンプーしましょう。
●シャンプー剤はできるだけ無添加のものを選び、すすぎは充分過ぎるくらいに行ってください。
●湿疹が認められたら、刺激のあるものすべて、例えばトニックやローション、育毛剤などの使用は控えましょう。
●異常を感じたら、皮膚科の受診や薬局での市販薬の利用もお勧めします。

帰省やレジャーでの外出や旅行も多くなる時期です。
育毛剤やシャンプーに気を使っている方には、是非旅先にもいつものケア用品を持って行ってお手入れする事をお勧めします。
また、炎天下の車内に置いたり、暑くなる窓際などに置く事を避け、冷暗所や冷蔵庫への保管をお勧めします。
万が一変質の恐れがある場合は新しいものと交換しましょう。

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＜トーメスヘアー㈱＞
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