かつらの応急修理例1（修理前）
いつもこのコラムを見て頂きありがとうございます。
今回は、フケかゆみについての4回目で、対策編2となります。
前回は乾燥肌向けの対策でしたが、今回は男性に多いと云われている脂症の方向きの対策です。
男性は一般的にホルモンの影響もあって脂症の方が多いのですが、最近は女性の方が脂症では？と気にされて相談を受ける機会も増えています。
ご自分の頭皮が脂性どうか判断する要素として、例えば夜洗髪しても、翌日には頭皮が脂っぽくなって来るかどうか？
脂症の方の多くは、頭皮だけでなく額なども同様に脂が多い傾向にあります。
私共では頭皮の皮脂分をその場で計測できる「油分計」があり判断の目安になります。
約30秒頭皮に押し当てるだけで「乾燥肌」「やや脂性」「脂性」「かなり脂性」・・・と数値で出ますので、興味のある方、抜け毛が気になる方は是非どうぞ！
＜脂症と思われる場合の対策＞
・毎日洗髪する（2度洗い、なお朝晩など2回以上洗う必要はないかと思います）
・頭皮が蒸れないよう注意する＝脂症の方が蒸れて汗をかくと汗＋脂で状況が悪化しやすくなります。
・時間をかけて頭皮を優しくマッサージしながら洗う
・シャンプー剤はやはり、皮膚に安全なものを
・シリコン入りのシャンプーは脂症の方にはお勧めではありませんが、「ノンシリコン」のシャンプーなら全て良いわけではありません。他の添加物が問題です。
・リンス（コンディショナー、トリートメント類）の成分の点検
（乾燥肌の方同様、刺激性の商品は控え、皮膚に優しい商品を）
・洗髪直後は一時的に乾燥しますのでドライヤーの使用に注意（高温、長時間、近づけ過ぎは要注意）
・育毛剤等を使う場合はアルコール分など刺激成分の少ない商品を
・かゆみを起こしやすい傾向にあるので、気にし過ぎて、頻繁に頭皮を掻いたり触れたりしない。
・特に脂っこい食事は控える。（動物性脂肪、外食、揚げ物の多い弁当、ファーストフードetc）
※食事内容や過剰な刺激は皮脂の分泌を促します。
＜共通の注意点＝肌の性質に関係なく＞
・バランスの良い食生活、飲酒に注意する。
・直射日光が頭皮に当たるのを避ける
・ストレス解消に努め、充分な睡眠をとる
・洗髪の際、シャンプーやリンス・トリートメントは意識してよくすすぐ（成分を頭皮に残さないように）
・育毛剤、整髪剤、シャンプー剤、リンストリートメントなど髪や頭皮に付けるもの全般にわたって安全か調べてみる。
・体調も重要なポイントです。また、ビタミンB類の不足に注意しましょう。
＜当社商品＞
・無添加の育毛用洗浄料「ウォッシング」が脂症、乾燥肌の方にもお勧めです。
・さらに、“流さないリンス”「ソリューション」は洗髪後の頭皮の環境を整え、水道水の塩素がら守るとともに、地肌の保湿にもなりお勧めです。
いずれも皮膚に問題を起こす化学物質、刺激性の成分を使用しておりません。もちろん無香料、無着色、保存料なしなので、刺激が少なく脂症の方にも有効です。
一般のリンス・トリートメント類は髪には良いのですが、地肌には優しいとは言えない面がありますので、その点でもお勧めです。
（画像の左からウォッシング、ソリューション各税込3675円）
上記はすべて一般的な例ですので、気になる場合は専門家に相談すると良いと思います。
今回は脂症肌向けの対策です。乾燥肌対策以前のコラムをご覧ください。
繰り返しですが、原因・症状によって対策も違いますから、その辺の見極めが大切です。
間違ったお手入れをすると逆効果となってしまう恐れもありますから注意が必要です。
もちろん長期にわたって続くとか、状態がひどい場合は専門家に相談することをお勧めします。
（例えば、湿疹、かゆみのひどい場合や脂漏性皮膚炎やアトピー体質など・・・・）
次回はまた、別な角度で髪のトラブルのお話をしていきたいと思います。
＜宮城県仙台市の育毛・増毛・髪のお手入れ相談、トーメスヘアー㈱＞
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