障害年金の「初診日」について(その1)
「年金」というと、ほとんどの方が、最初に思い浮かぶのが「老齢年金」だと思います。でも年金には、大きく分けて3つの年金があります。
○老齢年金
○遺族年金
○障害年金
このなかでも「障害年金」は、本当に世間ではあまり知られておりません。では、「障害年金」とは、どのような年金なのでしょうか。「障害年金」とは、けがや病気などで体や心に「障害の状態」となってしまったときに受取ることができる年金です。
この「障害の状態」とは、目や耳、手足の不自由などの障害だけでなく、がんや糖尿病、心臓、腎臓や肺などの内臓関係の病気、またはうつ病などの心の病気により、長期間にわたって療養が必要で仕事が出来ない、または出来たとしても軽作業とか、短時間の勤務しかできない状態をいい、および普段の生活においても人の助けが必要なるような状態も含まれます。
障害者手帳等をもっていない場合でも、障害年金を受けることができます。「障害年金」は、私たちが病気やけがなどによって、障害の状態になったときに、生活を支えるもの所得保障として支給されます。
次回は、障害年金の「種類」について、ご説明いたします。