仙台の行政書士より250207心のメッセージ
本日は、シャロームの会の心の障がい者の就労支援会議に出席いたします。
今日は丸山芳浩先生の言葉のご紹介です。
<共依存と自立(その1)>
相手の家に頻繁に足を運ぶ動機には、「助けてあげたい」「世話を焼きたい」といった保護的な感情が潜んでいることがよくあります。しかし、これが行き過ぎると、無意識のうちに相手を「助けが必要な存在」として扱い、結果的に相手の自立する力を奪うことにつながります。今日の処方箋の中にある「包み込みが自由を奪い、拘束し、独占し、締め付け、最後には飲み込んでしまう」とは、この保護的態度が過剰になされた場合の悲劇的結末を表しています。さらに、そこには「共依存(きょういぞん)」という心のからくりが潜んでいます。共依存とは、単なる「仲の良さ」ではなく、「相手に依存している状態」に、もう一方が「依存している」という相互の歪んだ関係を指します。過剰に包み込む側は、一見すると自立した、しっかり者のように見えます。しかし、実は、相手の世話を焼き、問題を解決してあげることで、「私がいなければこの人はダメだ」「私はこんなに役に立っている」という強い存在意義を得ているのです。つまり、相手を助けているようでいて、実は自分自身の心の空洞を埋めるために「無力な相手」を必要としている状態に陥っているわけです。箴言は、そうした行き過ぎた介入の衝動を自らコントロールするよう促しているのです。


