仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と永住許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。
午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は白取春彦先生「ほっとする聖書」より聖書の一節をご紹介いたします。
<弱いときにこそ強い>
苦難を、わたしたちはよくないこと、忌むべきことだととらえる傾向にある。だから、苦難を受けている人を気の毒だとさえ思ってしまう。
わたしたちはふだんから、世間に蔓延している妙な価値観に染められてしまっている。それは、安楽、無事、安逸、便利、簡単、豊饒、獲得、安泰、保障、等々がよいという価値判断だ。苦難や困難は悪いことにされてしまっている。
では、本当に苦難はよくないことなのだろうか。苦難は避けたほうがいいのだろうか。
苦難を受けた人を見たことがあるだろうか。彼らは苦難に打ちひしだれたものの、そこから蘇った人でもある。その人は、以前のその人と同じだろうか。苦難が深いほど、その人は恩寵によって新しい人に変化しているものだ。
人は弱い。くじけそうになる。けれども困難や苦難を通じて、人は生きることにまったく新しい意味を見出すのだ。そうして苦難の克服のたびに強い人になるのである。
(コリント人への第二の手紙 第12章-10)