コラム
仙台の行政書士より180514心のメッセージ
2018年5月14日
本日は、午前中建設業許可申請と国籍帰化許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、NPO法人とうほくPPP・PFI協会の監査会に出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
〈涙のつぼ〉
「涙のつぼ」をご存知ですか?エジプトのカイロの博物館をはじめ、ロンドン、ドイツなど、いろいろな博物館にこの古い「つぼ」が多数収納展示されています。大昔、病人や災害にあった人を見舞うとき、この小さなつぼに涙をためて持っていったのだそうです。バイブルにも「喜ぶ者と共に喜び、泣く者と共に泣きなさい」とあります。何千年の歴史を超えて、深い共感こそ、苦しみにあっている人にとって妙薬となることは変わりません。あなたの涙がどんな慰めの言葉や励ましの言葉にもまさって、相手の心を癒すのです。
私の想像をはるかに超える大きな苦難に遭われた方が、こう言われました。「人に言われて一番辛かったのは『いずれ時が癒してくれる』という言葉でした」。当事者にとって、その出来事が辛ければ辛いほど、いくら時がたったとしても、その出来事が消え去ることはありません。
私たちはつい、よかれと思って安易に励ましを語ってしまいますが、それは相手が担っている大きな苦しみを共に担う事からの逃避なのです。ケアという言葉は、語源をたどると「共に苦しむ」という意味です。相手を慰め励ます前に、相手の立場に立って、寄り添い、共に苦しみにあずかろうとするあなたの態度が、人の心を癒す初めの一歩になるのです。
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