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菊地茂

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菊地茂(きくちしげる) / 行政書士

シャローム行政書士事務所

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コラム

仙台の行政書士より160301心のメッセージ

2016年3月1日

コラムカテゴリ:法律関連

コラムキーワード: 行政書士 相談

 本日は午前中、建設業許可申請と一般社団法人設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。

 今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

 「私、子どもを愛せないんです」。判で押したかのように、たくさんのお母様から何度も聴いてきた台詞です。常識で考えたら「何言っているの!あなた、母親でしょ。お腹痛めて産んだのに、そんな事言っちゃいけません」となるのでしょうが、カウンセラーは、そんなことは申し上げません。カウンセリングの基本から言えば、「もう少し、その辺のお気持ち聞かせていただけますか?」と問いかけ、お母様の気持ちに焦点を当て、お話をお聴きします。
 ところが、私の場合、不謹慎にも、「その台詞を聴いてホッとしました」と言ってしまいます。当然お母様方は驚かれます。「ホッとしたって、どういうことですか?」。私は申し上げます。「安心して下さい。その台詞をおっしゃった親御さんのご家族は、みな再生していきます。家族の再生は、親御さん自身が自分の愛の無さを痛感したところから始まるんです」。
 「親がわが子を愛せないなんて、自分も自分の家族ももう終わりだ」と親御さんは思っておられるようですが、「断じてそうではない」と私は確信しています。私にとっては、「私、子どもを愛せなんです」という正直な親御さんの告白は、家族再生の「のろし」のようにさえ思えてくるのです。それは文字通り終わりではなく、始まりです。「愛せないのも愛の内」。愛せない自分を赦すと、相手にあなたの本当の愛が伝わっていくのです。

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