仙台の行政書士より241127心のメッセージ
本日は午前中、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けしてから、メンバーのケア会議に出席いたします。また午後は、建設業許可申請と産業廃棄物処理業許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。なお夕方は、異業種交流会に出席いたします。
今日は、金藤晃一先生のことばのご紹介です。
喫茶店に入りました。コーヒーを頼んだところ、ウェイトレスの方がブスッとして、ガチャンとコーヒーをテーブルに置きました。そのため、コーヒーが少しお皿の上にこぼれてしまいました。しかしウェイトレスは「すみません。」とも言わずに立ち去りました。こんな状況に遭遇したら、あなたでしたらどう対応なさいますか?
①波風を立てるのは嫌だから、ウェイトレスには何も言わないでコーヒーを飲む。私はどちらかというとこれですね。②「ちょっとあなた!」とウェイトレスを呼び寄せて抗議する。いずれにせよ前者は自分に、後者は相手に不快感が残ります。では、いらだつことなく、マイルドに、且つしっかりと自分の気持ちを伝えるためにはどうしたらいいのか?コツは、「事実を言ってリクエスト」です。「すみません。お皿にコーヒーがこぼれていますので(と事実だけを言って)、新しいコーヒーと取り替えて下さい。」とリクエストをする。マイルドだけど、しっかり相手にこちらの気持ちが伝わります。
もう一つ例題です。部下が作った資材に目を通すと、誤字がいくつかありました。あなたが上司だったら、どう部下に言いますか?「事実を言ってリクエストする」ことを考えますと、「資料、ありがとう。実は、誤字がいくつかあったので、修正してもう一度プリントしてきて下さい。」となります。これが、相手も自分も活かすアサーション(さわやかな自己表現)の第一歩です。