仙台の行政書士より7.4心のメッセージ

2014年7月4日

コラムカテゴリ：法律関連

　本日は午前中、建設業許可申請と国籍帰化許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。

　今日は金藤晃一先生のことばのご紹介です。

　小さなお願いをした時でも「え、今ですか～」「他の仕事もあるんですが・・」「口頭でなく、メモにして渡してもらえますか？」という反応が返ってきて、なかなか快く「はい、喜んでさせていただきます。」とは言って下さらない方がいらっしゃいました。もし、これが私だけに対してだけですと、抵抗となりますが、私にだけではないことがわかって来ました。
　しばらくして、その方自身も意識していない対人関係のメカニズムが見えてきました。それを言い換えると「『あなたの良いなりにはなりたくない』という私を認めてください。その私を認めてくれたら、あなたの言うことを少しは聞いてもいいですよ。」となります。
　コントローラーは「押し付けられることを極端に嫌う。」とコーチングでいいますが、そのことがよく理解できた気がしました。コントローラーにとって、事の大小に関係なく、人からの依頼は、「自分がコントロールされるのではないか？」という恐れの反応を引き出します。「え、今ですか～」と言うのは、「私をコントロールしないで！」というその人の無意識の叫びだったのです。
　そこで、私は「そうですよね。今は忙しいよね。で、申し訳ないんだけど、この部分だけでも、早めにやって下さるとうれしいんだけれど・・」と相手の言い分を認めてから、リクエストをするように努めました。すると、その方は気持ちよく仕事を引き受けてくださるようになりました。

この記事を書いたプロ

人との関わりを大切にする法律のプロ

菊地茂（シャローム行政書士事務所）

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