仙台の行政書士より241127心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と相続申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けしてからメンバーのケア会議に出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
「カウンセリングの目的は、クライエントさん自身の心がすでに持っている自己組織化の力を引き出すことにある。」とおっしゃった精神科医がいました。自己組織化とは、心が自ら自分の心を癒す働きのことを意味します。クライエントさんの心は緊張しています。カウンセラーが全身を耳にして傾聴、拝聴する中で、その緊張が緩み、クライエントさんがホッとする。すると、この自己組織化のスイッチがオンになり、半ば自動的に心が癒されていくと言われています。
ホームレス支援をしているエキスパートの方が、支援金でたくさんのポットを買っておられました。インタビュアーが、「そんなにポットを買って、一体何になるんですか?」と尋ねると、そのエキスパートは、「それは、ホームレスの人々の実現を知らない人の言葉です。このポットのお湯で、どれだけたくさんの人々の人生を救う事ができるかはかりしれません。」と答えられました。そのポットからホームレスの人に差し出された温かいコーヒー、お茶。それを飲んでホームレスの人は、ちょっとだけ「ホッ」とする。すると、緊張していた心が緩んで、我を取り戻すことができる。この方はそんなシーンを、何度も見てこられたのだろうなと私は思いました。
「息が抜けると、生き抜ける」。あらためてそうなのだと実感しました。ホッとすることは、あなたの心も癒し回復させます。ホッとする時間を大切にしましょう。