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菊地茂

人との関わりを大切にする法律のプロ

菊地茂(きくちしげる)

シャローム行政書士事務所

コラム

愛とねたみは激しくむごい

2012年12月19日

 本日は午前中、建設業許可申請と相続申請のご相談を。午後は心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
  
 今日は、前島誠先生の言葉のご紹介です。

 わたしを刻みつけてください、
 印のように、あなたの心に、
 印のように、あなたの腕の上に。
 愛は死のように強く、
 ねたみは墓のように残酷だからです。  [雅歌・8章6]

 旧約聖書の雅歌にある一節です。雅歌とはすぐれた歌の意で、原典では〈シイル・ハ・シリーム〉(歌の中の詩)となっています。内容は愛の讃歌で、さまざまな角度から愛のすばらしさが美しく語られている詩集です。
 昔からソロモンの作と言われていましたが、はっきりとは断定できません。おそらくは、ユダヤの名もない詩人たちの詩を集めたものでしょう。
 「印」というのは、当時の人々にとってきわめて実用的なものであり、自分であることの証明として、いつも身につけているものでした。首からつるして胸に下げたり、腕輪にして上腕につけたりしました。「心」と「腕」に置くという句は、そのことを示しています。また二行ずつ同じ意味のことを重ねて表現するのは、並行法と呼ばれる韻の踏み方で、散文にもしばしば使われるユダヤ文字の特徴です。
 「愛」と「ねたみ」、「死」と「墓」も同様の対句です。嫉妬が持ち出されたのは、愛がねたみ同様に激しいものだからです。愛は死と同じように、一度捉えられたら放されることはないというのです。


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