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菊地茂(きくちしげる) / 行政書士

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コラム

嫁姑につける薬

2012年10月16日

コラムカテゴリ:法律関連

 本日は午前中、NPO法人設立申請と一般社団法人設立申請に関するご相談をお受けいたします。また午後は精神障がい者の就労支援議会に出席いたします。

 今日は、増田泰志先生の言葉のご紹介です。

 嫁姑問題を治す薬を発見したら、ノーベル平和賞がもらえる・・・と冗談が言われるほど、古今東西を問わず、嫁姑問題というのは大変みたいですね。
 ところで、日本の農村などでは、農家の長男のところになかなかお嫁さんが来てくれないということで、外国からお嫁さんをお迎えするというケースも増えてきたと聞きます。そして、そういうお嫁さんを迎えた家庭では、嫁姑問題が起こらないということを聞いたことがあります。それは、第一にお姑さんが、「この嫁は外国から来たんだから、日本のマナーや、日本的な家事のやり方ができなくて当たり前」と思っているからです。そして、できなくてもイライラせずに、一からていねいに教えます。
 一方、お嫁さんの方も、外国人の自分が日本で主婦をやるには、先輩であるお姑さんに習わなければならないと分かっているので、いちいち謙遜に教えを請います。だからまた、お姑さんもお嫁さんをかわいく思うわけです。
 そして、お互いに言葉が通じませんから、お姑さんは分かるまであの手この手で伝えようとしますし、お嫁さんの方もちゃんと理解しようと思って、いろいろ質問をしながらしっかりと話を聴きます。だから、かえって誤解が少なく、気持ちが通じ合いやすいのです。
 良い人間関係を作る上で、何かヒントになりそうな話ですね。

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