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菊地茂(きくちしげる) / 行政書士

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コラム

潤いのない人は人間ではない

2012年10月14日

コラムカテゴリ:法律関連

 本日は、仙台純福音教会の主日礼拝に出席いたします。

 今日は、前島誠先生の言葉のご紹介です。

 神が人を創造された時、神にかたどって造り、彼らを男と女とに創造された……そしてその名をアダムと名づけられた。   [創世記・5章1-2]

 今回は〈アダム〉という言葉の意味についてのお話です。
 引用に「その名」とあります。原文ではシェマム―彼らの名―となっている点にご注目ください。彼らとは、もちろんその前の「男と女」を指しています。
 従って男だけでなく、最初は女もアダムと呼ばれていたことがおわかりでしょう。後に人祖の代表という意味合いで、男の固有名詞になったのです。
 アダム(人)の語原はアダマー「土」でした。となると最初の人の名は、さしずめ「土彦」「土姫」といったところでしょうか。
 アダムはヘブライ語のアルファベット文字でADMと書きますが、この語にはいくつかの意味が込められています。頭の二文字ADだけを取り出すと〈エード〉ということばになります。これは「水分・湿り気」のこと。つまり人間を構成する要素の一つは、〈潤い〉にあったのです。
 潤いはラテン語でhumor(ユーモア)、自分の欠けた所を受け入れる心のゆとりでした。ここから考えると、潤いのない人は人間ではないということになるんでしょう。人とは潤いにあり―日々心にとめたいものです。


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