自己表現

2011年7月30日

コラムカテゴリ：法律関連

　本日は、カフェ・アート・レストラン「オリーブの風」で、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。

　今日は、井出かほる先生の言葉のご紹介です。

　自己表現の苦手な私は、主人に毎日「片付けて！」を連発しています。とかく感情的な人は、いきなり「腹立つ！何やってんのよ！何グズグズしているの！」と相手を責める言い方をしてしまいます。
　一方、主人は「後でするから！」「忙しいんだ！」と言うばかりでらちがあきません。ときどき私のイライラはピークに達し、怒りをあらわにして、私がさっさと片づけをしてしまいます。これは、私にとっても主人にとっても良くないことは言うまでもありません。
　自己表現は、「きちんと気持ちを伝える。次に命令するのではなく、お願いをしてみる。さらに断られたら、他の提案を考えてから言葉を発する」ことが基本です。「私の心が落ち着かないから、片付けてもらっていいかな？」。それでもダメなら「いついつまでだと片づけてもらえるかな？それが分かっているだけでも私落ち着くから」とお願いするのです。
　まずは、一息おいて話す順番を組み立てて、それから言語化する練習をしてみましょう。当たり前のことですが、ピアノも英会話も、学習し繰り返し練習することによって上達します。自己表現も同じです。日々練習によって着実に身につけることができます。

マイベストプロ宮城　人との関わりを大切にする法律のプロ　行政書士菊地茂の取材記事はこちら！
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