人間関係は試合ではない。

2011年3月8日公開 / 2011年5月6日更新

コラムカテゴリ：法律関連

　本日は午前中、障がい者福士サービス事業所の会議のため宮城県庁へ行きます。
　午後は、建設業許可申請のご相談をお受けいたします。

　今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。

　様々な武道の中でも合気道は、人生を豊かに生きるために、多くの示唆を与えます。合気道では、相手の力が勝れば勝るほど、その力に対決するのではなく、相手の力受け流し、相手の力を利用して、技をかけることによって相手自身が倒れていきます。そのためには、こちらの中心がしっかりしている必要があるそうです。さらに驚くべきことは、合気道は相手との優劣を争うことが目的ではないので、試合がありません。
　人間関係も同じです。人間関係の目的も勝ち負けではありません。常に自分が「勝っていないと不安」でたまらない人たちがいます。そういった人々は、力ずくであなたを支配しようとしてくるかもしれません。それに、あなたがすぐに反応して対決すると、人間関係が試合になってしまいます。彼らに巻き込まれないで接することです。
　そのためには、どのようなことがあっても巻き込まれない強さ、自分自身の中に揺るがない「心の芯」を確立していくことが大切です。あなたを打ち負かそうと力んでやってきた相手が、あなたとの会話の中で、フッとその力みが流れ、楽しい歓談になったとしたら、素敵だと思いませんか？

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菊地茂（シャローム行政書士事務所）

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