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菊地茂(きくちしげる) / 行政書士

シャローム行政書士事務所

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コラム

すべては自分から始まる

2010年11月30日

コラムカテゴリ:法律関連


 本日は午前中、相続のご相談をお受けし、午後はNPO法人シャロームの会でのメンバー全体会に出席して、精神障がい者への関わり方についてのご相談をお受けいたします。
 
 今日は、中村芳子さんの言葉の紹介です。


 人のせいにする、というのは、どうも人類始まって以来の人の性質らしい。
 アダムとエバは、最初『エデンの園』に住んでいた。木の実が豊富なので畑を耕す必要もなく、気候が良いので服もいらなかった。ここを管理するのが二人の仕事だった。
 ところがある日、「決して食べてはならない。食べると必ず死ぬ」と神が忠告していた「善悪の知識の木」の実を、へびに誘惑されて食べてしまう。まず、エバが食べ、となりにいたアダムに渡すと彼も食べた。もちろん、すぐに神の知るところとなる。
 「取って食べるなと命じた木から食べたのか?」と問われてアダムは「あなたが共にいるようにしてくださった女がくれたので食べました」とエバのせいにする。言外にエバを創った神にも責任を押し付けている。エバは「へびが騙したので食べました」と言い訳し、二人とも自分が悪かったとは一言も認めない。そしてこのために園から追放されてしまう。
 聖書の他の場面では人の過ちを何度も許している神が、二人を許さず追放したのは「人のせいにして自分の過ちを
認めなかったため」だろうか。
 もし人のせいにしていなかったら…。

主なる神は、彼をエデンの園から追い出し、彼に、自分がそこから取られた土を耕させることにされた。こうしてアダムを追放し、命の木に至る道を守るために、エデンの園の東にケルビムと、きらめく剣の炎を置かれた。 創世記3:23-24

 

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