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住宅コンサルタントに家づくりを相談するメリットはコレ!

栗山琢磨

栗山琢磨

テーマ:マイホーム計画

家づくりの相談先として住宅コンサルタントをご存知ですか?
住宅購入は初めて故に何から始めるかも分からないままの家づくり不安なはずです。
誰か的確なアドバイスを授かれる相談相手がいれば心強いですよね。
そんな時の相談窓口のひとつが住宅コンサルタントです。
でも・・・
「住宅コンサルタントに家づくりを相談?」
「住宅コンサルタントって何する人?」
どんな事が相談出来るのか?相談するメリットは何なのか?ピンとこない方も多いのではないでしょうか。
確かに住宅購入に関する知識に不安があれば、誰か頼れる相手に相談したい気持ちはあれども、それがどのくらい役に立つのかが分からず、かえって不安が増幅したのでは元も子もありません。
このコラムをご覧頂いた機会に住宅コンサルタントへの家づくり相談のメリットを知ってみませんか。
今回のテーマは家づくりを住宅コンサルタントに相談するメリットのお話です。


・家づくりの相談でこんな悩みはありませんか?

あなたがもし、住宅購入を考えているのなら準備は万端ですか?
と、あらたまって聞かれたら中々「YES」と答えられる方は少ないでしょう。
少なからず自信よりも不安の方が大きいのではないでしょうか。
そうなれば前述の通り誰かに相談して家づくりのノウハウを得たい所ですが、そんな時あなたなら誰に相談をするのがマイホーム計画を成功させるのに一番最適だと考えますか?

・既に住宅購入を終えた周囲の経験者
・不動産会社やハウスメーカーの営業マン
・相談では無いがネットで情報収集


多くの方はこうした先が頭に浮かぶかもしれませんし、実際にアクションを起こす対象にもなっているはずです。
住宅コンサルタントを即思い浮かぶ方は残念ながら少数派・・・
では、皆さんが真っ先にイメージする相談先は家づくりの手堅いパートナーになっていますか?

・家づくりが上手く進まない原因は?

疑問を相談
家づくりに取り組んだものの、思うように検討が進展せず悩んでしまう方は残念ながら少なくありません。
ひょっとしたら今このブログをご覧頂いているあなたもそのひとりかもしれませんね。
時間は大分掛けてきたけど思うようには・・・
その原因は何でしょうか?
勿論、ひとつひとつの原因を上げればキリがありませんが、十分な知識を持たない中での住宅購入です。
家づくりのプロセスが成否に与える影響が大きい事は言うまでもありません。
であるとするならば、次の3つのどこかに原因を見いだせるのではないでしょうか。

① 検討のプロセス自体が不鮮明
② 検討のプロセスが間違っている
③ 検討のプロセスは間違っていないが特殊事情が発生した


①の様に家づくりの進め方そのものが手探りの状態であれば確実性を求める事は難しいでしょう。
したがって思う様に進まない事態も十分に起こり得てしまいます。
②は家づくりの進め方の策はあるが、その方策に問題があるという事です。
いくら準備を整えたとしても、やり方が間違っているのでは上手くいくはずもありません。
③は進め方自体は妥当だけれども、通常ではないレアな事態が発生し計画が狂ってしまうケースです。
マイホーム計画開始後「予定外の大きな出費が発生」「急遽仕事が多忙」
突発的にこんな事態が起きれば段取りの組み直しや集中して取り組めない等、進捗を妨げます。

ここで③のケースはたまたまタイミングが悪かったという事なので、努めて冷静になるしかありません。また、偶発的な原因という事はこれに該当する頻度はそう多くは無いはずです。
問題は①②です。
プロセスの間違いや不十分な見通しで家づくりを進めては混乱してしまうのも無理はないのですが、この背景は誰にも相談せずに独力で臨んでしまったという事なのでしょうか?

・聞く先々で話が違う


家づくりに取り組んでいるものの順調に進まず悩んでいる方々は、誰にも相談せずに独力で家づくりに臨んだから苦労しているのかというと、決してそうではないはずです。
私の経験からいっても、相談する宛てを全く持たず家づくり全てを独力で進める方は極々少数派。
それぞれいずれかへ相談し、相談先もひとつよりは複数の話を聞き広く情報を集めようという動きが寧ろ自然です。
では、せっかく相談先から家づくりの「知恵」を授かっているのに何故悩みを抱えているのか?
それを解くカギが、こうした悩みを抱えた方から発せられる象徴的フレーズから読み取れます。
「もう誰の言うことを信用して良いか分からない」
A社のオススメとB社の説明、Cさんの経験談、ネットで目に止まったDサイトの記事、同じ物事も聞く先々で皆バラバラに話が違っていたらどうでしょう?
それが多少の食い違いならともかく、全く真逆の180度も違う話が混在していたら・・・
真剣に話を聞けば聞くほどどれが本当なのか分からなくなってしまっては、疑問の解決どころか真逆の方向に作用してしまいます。

・何故相談相手で話が違うか?


でも、相談相手ごとに話が真逆というのは極端に聞こえるかもしれませんね。
それぞれ相談窓口は違えどもマイホーム計画を成功させる為という目的は同じであり、最適な家づくりの方法論がそこまでズレてしまうというのは奇異な話でもあります。
その理由は端的にいうと、それぞれ情報の質と相談先の属性に起因すると考えられるのではないでしょうか。
まず、相談による効果は得た「情報」を通じてもたらされますが、その情報の「質」が問題となります。
例えば個人的な経験談や他の情報源からの伝聞では、客観性、専門性を備えているかが不明であり、これらを混在させれば混乱は避けられません。
そして、情報の質はいかなる属性の相談先からもたらされたかによっても左右されます。
住宅購入経験者であったとしても僅かな体験から得た情報は単なるレアケースかもしれず、裏付けとなる客観性、普遍性が問題となるでしょう。
これはネット情報も同じであり、その発信が一方通行となる性質上、経験値、伝聞を根拠としているのか専門性を備えた話なのかが不明瞭になりがちです。
また、不動産会社やハウスメーカーの営業マンへの相談についても、相手は住宅販売を前提とした相談対応であり、その目的に合致した情報提供にバイアスが掛かる事は想像に難しくありません。
これらの分析についてはこちらのブログ記事で詳しく解説しましたので、併せてご覧ください。
家を買う為にまずやることは?
いずれにしましても、多くの方々が真っ先に思い浮かぶ相談先は、必ずしも期待するような答えを導き出す結果へとは結びつかず、寧ろ混乱を誘発する元となってしまう可能性は決して否定できないということが言えるのではないでしょうか。
それではどうすれば良いか?
家づくりに関して専門性を備え、客観性の有る情報を客観的立場から提供できる属性を持つ相談窓口が望まれます。
そこで住宅コンサルタントの存在が浮上します。

・住宅コンサルタントって何?メリットは?

但し住宅コンサルタントといっても、馴染みの薄い方が多いはずです。
「住宅コンサルタントって何?」
「相談するメリットは何?」
というのが偽らざる印象かもしれませんね。
それでは住宅コンサルタントについて詳しくご紹介してみましょう。

・住宅コンサルタントは3タイプ

コンサルティング
まずは住宅コンサルタントの業務ですが、前項で挙げた様に住宅購入者が思い付く一般的な相談窓口に対して、住宅購入アドバイスを専門的に扱うコンサルタントと考えて頂くのが分かりやすいでしょう。
他の業務の傍らや傍観者的立場では無く、依頼主で有る相談者の家づくりへのサポートを主体としているのが特徴です。
例えるならば弁護士が依頼主の利益を守る様に、家づくりに取り組む皆様のサポートが住宅コンサルタントの役割であり、これは前項で取り上げた属性の適性にも合致しています。
従いまして、皆さんの家づくりに最適な専門的、客観的な助言や企画提供を受けられるのがメリットと言えます。
しかしながら、ひとくちに住宅コンサルタントといっても、住宅購入者への相談対応の範囲は必ずしも一様ではありません。
大きく次の3つのタイプに分類することができます。

A.トータルコンサルティング型
住宅購入の是非から資金、土地探索、間取り、業者選びと、検討プロセス含む家づくり全般が相談範囲

B.テーマ別コンサルティング型
住宅ローン、資金計画、間取り作成と専門分野が限定されている

C.ハウスメーカー斡旋型
直接的な相談対応は限定的で、ハウスメーカーへの相談取次ぎがメイン

このように家づくりを住宅コンサルタントに相談するといっても、その対応範囲や対応方法は必ずしも同じではありません。
皆さん自身が家づくりに対しどのようなアドバイスを求めるかによって選び方も変わってくるでしょう。

・住宅コンサルタントの選び方


それではどのタイプの住宅コンサルタントがあなたの家づくり相談に相応しいのか?
次は住宅コンサルタントの選び方について整理いたします。
Aのトータルコンサルティング型は、住宅購入に対する不安全般の解決、成功に向けた手厚いサポートを求める方に最適なコンサルタントと言えます。
但し、その使命を果たすには十分なスキルを備えている事が必須ですので、相談前に裏付けとなる資格や技術の確認は欠かせません。
Bのテーマ別コンサルティング型は、家づくり全般の道筋は見えているものの、局所的に不安な部分のみの専門的、客観的なアドバイスを得たい方に向いています。
注意点としては、特定のテーマに絞った相談事となる為、検討作業が特定のテーマに過剰配分となり、家づくり全般のバランスを欠く懸念も承知しておいた方が無難でしょう。
また、A同様にコンサルタントのスキル確認も忘れない様にしましょう。
Cのハウスメーカー斡旋型は住宅購入者の相談に直接応えるというよりは、相談内容に応じて提携先のハウスメーカーを紹介し、実質的な相談対応は紹介先のハウスメーカー営業マンが実施するスタイルです。
自ら直接ハウスメーカーへ接触するケースよりは、斡旋が介在する分安心感は得られるかもしれません。
しかしながら、相談対応に客観性を期待するには課題が残るタイプと言えるでしょう。

・住宅コンサルタントの費用は?

家の契約
家づくりの相談窓口として利用価値が期待される住宅コンサルタントですが、専属的に相談業務に従事するので、通常コンサルティング費用が発生します。
そうなると気になるのは住宅コンサルタントに家づくりの相談を依頼した場合の費用ではないでしょうか?
しかしコンサルティング費用は当然の事ながら各コンサルタント一律と言うわけでは無く、費用体系も様々です。
そこでここではよく見られる住宅コンサルタントの費用形態についてまとめてみます。

コンサルティング費用の計算方法

これは費用が一定額で確定している「定額型」とコンサルティング内容により随時計算する「個別計上型」に分かれるケースが多い様です。
定額型は、この相談は一律いくらと定額化されているのに対し、個別計上型は例えば相談内容の規模に合わせ建物完成時工事金額の何パーセントといった様な算定方法を採るケースがこれにあたります。
局所的相談は「定額型」、トータルでのサポートは「個別計上型」が合理的かもしれません。

コンサルティング費用発生の条件

どの段階で費用が発生するかもコンサルタントによる違いがあります。
まず、相談を実施すれば必ずコンサルティング費用が発生する「確定報酬型」、それに対し、コンサルティングが完結し、ハウスメーカーとの建築工事請負契約締結に進む等した場合に限り費用が発生する「成果報酬型」に大別されます。
テーマ別コンサルティングの様に局所的相談は確定報酬が一般的ですが、トータルコンサルティングの場合は家づくり全体の完結を目的としてた相談ですので、その成果を条件とする成果報酬型の方が依頼しやすいのではないでしょうか。

コンサルティング費用は誰が?

当たり前に考えればコンサルティング費用は相談依頼者自らが負担するのが自然ですが、相談の過程で建築工事請負契約締結したハウスメーカーが費用を負担する仕組みの場合もあります。
この場合は依頼者とコンサルタントが検討するハウスメーカーを協議し、そのハウスメーカーにコンサルタントが依頼者を紹介する形式を取るのが一般的です。
直接的費用負担が無い事は魅力的ですが、対応不可のハウスメーカーが有る点、コンサルタントとハウスメーカー がナアナアの関係では無いかのチェックには注意を払いたいものです。

・住宅コンサルタントへの相談で手堅い家づくり

契約
皆さんの家づくりに住宅コンサルタントが果たす役割についてご理解いただけましたか?
住宅購入は失敗したからといって何度もトライできる訳ではありません。
確実に満足のゆくマイホームを実現する必要があります。
直接的立場は違いますが事業を経営する場合いも失敗は許されませんね。
勿論自ら営む事業分野においてはエキスパートであったとしても、財務、法務、税務、労務といった分野までは心許ないとなれば、スキルを持つ者の助けを得るのが確実な方法です。
だからこそ税理士、弁護士、社会保険労務士といった各分野の専門家のサポートを受け、経営の手堅い準備を怠らない訳です。
家づくりも同様ではないでしょうか?
確実な成功を目指しながらもそのスキルに不安があるのであれば、専門家のサポートを受ける事で手堅い家づくり実現に近づけます。
そうした場合の専門的役割を果たせる相談窓口が住宅コンサルタントという事ですね。
今現在家づくりに苦戦している方、これからマイホーム計画を始める方、これを機会に住宅コンサルタントのサポートを得る家づくりも選択肢の一つに加えてみてはいかがですか。


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仙台の住宅コンサルタント、パートナーズライフプランニング の
公式ホームページには家づくりのヒントを多数揃えております。
併せてご覧頂ければ幸いです。

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栗山琢磨(住宅購入・家計設計コンサルタント)

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ハウスメーカーでの経験とファイナンシャル・プランナーの知見から、住宅購入をサポート。将来を見通した資金計画から、土地探し、間取り図作成、住宅会社選びまでトータルで相談に応じ家づくりの満足度を高めます。

栗山琢磨プロは河北新報社が厳正なる審査をした登録専門家です

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