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新聞を読み解く【Part34】「地価下落地区 6年ぶりに」

村上則夫

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テーマ:不動産

本日も新聞を読み解く、6月30日日経新聞に掲載された記事を、皆さんと一緒に読み解いていきたいと思っております。 
「地価下落地区、6年ぶりに。路線価5年連続上昇。訪日客・オフィス、需要陰る」、皆様ご存知の通りですね、相続税、贈与税をかけるための「路線価」という土地の価格が国税庁によって発表されるわけですけれども、これはその年の1月の基準日を基に、7月1日に路線価が発表されます。今年の基準日で測ったのが1月時点ですが、このコロナ禍によりまして、地価の下落が6年ぶりに出たということでございます。
2020年の路線価のポイントといたしましては、5年連続で路線価は上昇していると。昨年比で言って、1.6%の上昇。もっとも伸び率が高かったのは10.5%上昇した沖縄県である。そして観光地や再開発の需要のある都心部の上昇が続いている。しかしこのコロナ禍によって、今後の地価推移によっては減額の修正が入るのではないかなと、国税庁の方では推測している。
それで沖縄の上昇です、これはその観光客、あとは外国からの訪日客というような需要が、観光地でかなり多くなった。しかし、まさに今このコロナ禍によりまして、昨日の発表では沖縄県の陽性患者が100人を超えた、今までの最高で、沖縄は本州と陸続きではないので、やはり病院の病床数がなくなる、そして医療体制が崩壊するということになると、その医療が孤立してしまう地区になりますので、本当に大変だと思います。
これは全国的な流れでございますが、次にこちらも同じように東北版のほうに掲載された記事でございます。「路線価、宮城8年連続上昇。東北6県全体では1.2%のプラス。復興需要はだいたい一巡した」と。しかしこの東北でもコロナ先行きは不透明である。一番上昇しているのは宮城県の仙台で、9.7%上昇しています。
皆さんご存知でしょうか?私が小さい時は丸光と言いました、今はさくら野百貨店で営業をしておりましたが、数年前に閉店をして、ここの開発がどうなるのか、なんでなかなか開発が進まなかったのか、その土地の地権者が数多くいらっしゃる、そしてそのさくら野百貨店があった建物が老朽化しておって、増改築がなかなか厳しい状況だったのです。しかしこの度、その再開発に向けて、基本的な合意が出来上がった、仙台の顔、西口の玄関の今後開発が進んでいくと、また仙台の地価が上昇していくのではないかと思っております。
地価が上昇するとことは、その地域の経済の活性化にもつながっていくと思っております。そして弊社が会社を開いている大河原町、こちらも人口減ではありますが、宮城県の中でも人口の減少率が一番小さい割合で減っているので、家族で住まわれる方が多くいらっしゃるので、弊社も大河原町に自宅を構える方のための土地を、皆様に提供していくので、今後とも村建地所をお使いいただいて、是非皆様のお住まい探しをしていただければと思っております。

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村上則夫
専門家

村上則夫(住宅・建物/不動産・土地)

有限会社 村建地所

終活カウンセラー上級インストラクター、家族信託コーディネーター、空き家管理士などの資格をもとに、分かりやすい情報発信につとめ、皆様の大切な財産を生かす終活を提案します。

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