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新聞を読み解く【Part4】「国内最大の不動産投資」

村上則夫

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テーマ:不動産

本日も「新聞を読み解く」2020年1月29日日経新聞の1面に載っていた記事でございます。
「国内最大の不動産投資、米ファンドが3000億円で購入した」ということでございます。海外勢の勢いが活発、一部で金使うということでございます。米投資ファンド「ブラックストーングループ」が日本の賃貸マンション群を一括の取引として、3000億円で買うようになったということでございます。日本の物件を超低金利で資金調達、コストが低金利でできるということで、日本の不動産の利回りは世界的に高い、割安で取得できるということで、海外資本が日本の不動産を買いに来ているということでございます。2007年には米モルガンスタンレーという投資会社、皆さんも聞いたことがあると思いますが、そこが2007年に全日空、ANAのホテル群、13棟のホテルを約2800億円で買ったというのが今までの最高でしたが、今回3000億で賃貸マンション群を買われたということでございます。
これから何が読み取れるかという事ですが、日本の不動産はまだまだ活発に売買がされるということですね。東京のこういった高い物件が買われるということで、日本の投資家はなかなか東京の不動産を買えない。買えない投資家はどうするかというと、やはり地方の賃貸物件、投資物件を求めに来るということなので、地方もまだまだ投資物件の購入には見込みがあるのかなと私は考えております。私も年に数回東京に宿泊するときに、東京の「ウェスティン東京」目黒にある、そこに時々家族で泊まるのですけれども、そのホテルもこちらに載っているのですが、昨年の末に中国系の投資会社ブライトルピーが約1000億円で買収しています。
日本の不動産市況はまだまだこれから活発、過熱化するということが見られると、海外の投資家がどんどんまだまだ日本に目を向けているという状況である事を皆さんにお伝えしたいと思って、新聞を読み解くという内容でお伝えをしてまいりました。

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村上則夫
専門家

村上則夫(住宅・建物/不動産・土地)

有限会社 村建地所

終活カウンセラー上級インストラクター、家族信託コーディネーター、空き家管理士などの資格をもとに、分かりやすい情報発信につとめ、皆様の大切な財産を生かす終活を提案します。

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