メタバースでの資産運用に特化したファイナンシャルプランニングを提供（1/3）

メタバースの使い方から、仮想通貨やNFTなどの運用法までトータルサポート

　暗号資産（仮想通貨）やメタバース（仮想空間）上のアイテムなど、今話題のデジタル資産に興味があっても、「よく分からなくて怖い」と一歩を踏み出せない人は多いでしょう。仙台市に拠点を置く「ライフプラン」代表取締役の多田功治さんは、ファイナンシャルプランナー（FP）として、メタバースでの取引に特化した資産運用をサポートしています。

　「仮想通貨などは、株やFX（外国為替証拠金取引）ほど浸透していないため、初心者にはハードルが高く、さまざまなリスクがつきまといます。値動きが激しいため、知識がないまま始めると、致命的な損失を被ることも珍しくありません。『やってみたいけど不安』という声に応えます」

　多田さんのもとでは、メタバースを利用するためのネット環境の整備から、仮想通貨取引所の口座開設、銘柄の買い方、運用まで一からレクチャー。ビットコインに代表される仮想通貨、アート作品や動画などデジタルデータの所有権を明確にしたNFT（非代替性トークン）、バーチャル上の土地など幅広く扱います。

　「仮想通貨では、例えば振り込み手続きで送金先を誤った場合、銀行であれば組み戻しができますが、通貨を管理する第三者機関が存在しないため、消滅またはアクセスできなくなる可能性があります。また、ブロックチェーン（分散型台帳）技術によりコピーや改ざんは防止されているものの、近年増加しているのが盗難被害です。ハッキングのほか、SNS（交流サイト）でサポートと称してパスワードの入力を求められ、第三者に教えてしまうケースも多いようです。どんなリスクがあり、どう回避するかを丁寧に伝え、損をする人を減らしたいですね」

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