消毒と化膿の関係

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傷はぜったい消毒するな(夏井睦)という本を読みました。その3

・大腸がんの手術をするようになって疑問は決定的になった。

大腸の吻合部は消毒しないが、腹部の傷は消毒するという矛盾に気が付いたのだ。

腹部の手術後で最も怖いの合併症は腹膜炎である。

腹部の傷(お腹を切って塗った傷)を消毒しなかったら、そこからばい菌が入って腹膜炎を起こしてしまう。

だから傷を毎日しっかり消毒しろと教えられてきたが、考えてみたら、最も恐ろしいのは大腸吻合部が化膿することだ。

なぜなら、大腸吻合部が化膿したら、大腸の中身、つまり大腸が腹腔に漏れだし、しっかり消毒しないといけないのは被覆の傷ではなく大腸の傷、すなわち大腸吻合部のはずだ。

だが現実には、大腸吻合部は消毒していないし、それなのに化膿もしていないのだ。

消毒をしなくてもいいからしないのと、本来は消毒しなければいけないのにやむを得ず消毒できないのとでは、本質的に異なっているはずだ。

もしも後者であるなら、毎日消毒できる方法を模索するのがスジであり、消毒しなければいけないが消毒する手段がないというのを放置しているのは怠慢である。

このあたりを理詰めで考えていくと、傷の消毒と化膿は関係ないという結論になる。




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