脳がブドウ糖よりも効率のよい脂肪酸をエネルギーにしない理由とは?!

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炭水化物が人類を滅ぼす(夏井睦)という本を読みました。その7

・脳がエネルギーとして利用しているのはブドウ糖とケトン体で、脂肪酸は利用しないと述べたが、ブドウ糖とケトン体は水溶性物質、脂肪酸は使用性物質である。

この違いは、言い換えれば細胞膜(=脂質二重膜)を自由に通れるかどうか、通れないかの違いだ。

なぜ、筋肉のように脂肪酸を使わないのだろうか。

エネルギー生成効率(ATP産生量)からすると、ブドウ糖よりも脂肪酸の方がはるかに効率がいいからだ。

それでも、脳が選んだのは水溶性物質のブドウ糖とケトン体であり、脂溶性物質は拒絶したと考えられる。

その理由について思考実験してみよう。

脳の仕事はなんだろうか。

それは視覚や聴覚などの感覚器から入る膨大な情報を分析して、それを過去の記憶と照合し、現在の状況を判断し、必要な行動を決め、その命令を手足の筋肉に送ることだ。

情報伝達物質が飛び交う修羅場に、細胞膜を通過できる脂肪酸があったら、どうなるのか。

もちろんきちんとしたルールのもとで情報を伝え合っている情報伝達物質からすると、ルールを無視して動き回る脂肪酸は邪魔なものでしかない。

それどころか、多種多様な脂肪酸の中には情報かく乱物質として作用するものもある。

これは「情報収集・統合・分析・行動決定」器官としては、致命的なバグの原因になりかねない。

だから、脳を取り巻く血管に血液脳関門という関所をつくり、ブドウ糖とケトン体は通すが、脂肪酸は門前払いするというシステムを作り上げたわけだ。

DHA(ドコサヘキサエン酸)は脂肪酸だが、例外的に脳関門を通れる。

EPA(エイコサペンタエン酸)のような、神経細胞の細胞膜に必要な、機能的な脂肪酸は、毛細血管の細胞膜から神経細胞の細胞膜へと直接的に受け渡しされる形で脳に供給されている。





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