顔がゆがむ原因”交叉咬合”の治療時期
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こんにちは
仙台市若林区堀歯科医院の堀克昌です。
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頻繁に転倒して前歯破折を繰り返す人には、お口の中にある共通点があります。
それは上顎前突です。
口から上顎の前歯が飛び出ているので、転倒した際に上顎前歯に外力が集中するのです。
仮に歯列不正の程度が小さく、口元が前突していなければ、特定の歯牙に外力が集中することはありません。
ついでにお話しすると、反対咬合の方が前歯を損傷することは少ないように感じます。
反対咬合の方がもっとも前方に出ている部位は顎なので、下から突き上げられるような力を受けた場合、歯ではなく顎を強打します。
そうなると、反対咬合で前歯を損傷するケースでは、上下両方の前歯を損傷するような、比較的規模の大きい事故ということになります。
先日、同じように上顎前歯を損傷して来院された方がいます。
この方は単なる上顎前突だけでなく、開口(オープンバイト)を伴う上顎前突でした。
同じ上顎前突でも、開口を伴う上顎前突の場合、下顎前歯の裏打ちがないために、ダイレクトに上顎前歯がダメージを受けるようなイメージがあります。
すなわち、同じダメージでも、開口を伴う上顎前突では、上顎前歯が受ける損傷は大きくなると考えられます。
また、咬み合わせは体の姿勢にも多大な影響を与えるために、咬み合わせに異常がある方は、体の重心が不安定になることが少なくありません。
それゆえに、転倒して前歯を損傷する人は、再度転倒を繰り返すことになるのです。
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