前歯の差し歯が動いているあなたへ
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こんにちは
仙台市若林区堀歯科医院の堀克昌です。
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東北大学の研究グループによると、残存歯の減少とともに脳も委縮し、脳機能が低下すると報告されています。
仙台市に住む高齢者約1100名を対象として調査した結果、健康な652名は平均14.9本の歯がありましたが、認知症の疑いがある55名は平均9.4本で、歯数と認知症の関連が示唆されました。
さらに、高齢者195名の脳をMRIで撮影し、歯数と脳組織の容積との関連を調べた結果、歯数が少ないほど記憶をつかさどる海馬付近や前頭葉の容積が減少していることが分かりました。
また、高齢者の歯の状態と日常生活の状況を調べた報告では、自分の歯でしっかりと咬める人は自立した生活を送っている一方で、歯がない、もしくは義歯も装着していない人(柔らかい食べものや流動食しか食べれない)は、60~70%が近所までの外出か寝たきり状態になっていることが報告されています。
動物実験でも、奥歯を抜いた高齢のラットの記憶力は、歯のあるものよりも低下することが観察されており、年齢が増すほど記憶力の差は大きくなると報告されています。
ガムを咬むことにより運動野の咀嚼中枢のある場で約28%脳血流量が増加するという実験結果もあります。
このことは脳の活性が高くなることを意味しており、ガムを支障なく咬めるようなお口の中にしておくことが重要であるということの証でもあります。
堀歯科医院では咀嚼力判定ガムを用意しており、患者さまに約2分間ガムを噛んでいただくだけで、今現在どの程度咬める状態にあるのか、判定するようなことも行なっております。
総入れ歯を使用されている患者さまで、何でも咬めるとおっしゃる患者さんが、ご本人が考えているほどは咬めていないということも明らかになっています。
入れ歯では奥歯でしっかりと咬める状態というよりは、上下の入れ歯で押しつぶしている状態にすぎません。
数値的には、入れ歯の方の咬合力は、歯があった頃あるいはインプラント治療後の咬合力の20%足らずというデータもあるくらいです。
奥歯でしっかりと咬めるようになって、痴呆症にならないようにするためにも、インプラントは効果的であるということになります。
堀歯科医院には、宮城・仙台からインプラントや矯正治療を希望される患者さまが多数来院されています。
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