美容のプロが注目！医療美容との付き合い方と肌の再生法医療美容について

皆さま、ごきげんいかがですか？
肌再生・生涯健康術のプロ・阿部景衣子です。

お肌のケアにおいて、医療美容とエステの美容では役割が異なります。
今回はこちらの違いと、医療美容とどのように付き合っていけば良いか。
また、近年私が感じている最先端の若返り法、肌の再生法についてお話したいと思います。

医療と美容の違いについて

お肌のケアにおいて、医療と美容では役割が異なります。
皮膚科のお医者様は病的な肌を治療する役割。
そして健康な肌を、より健康に美しく施すのが
私たちセラピスト・エステティシャンの役割と
ハッキリとした違いがあります。

ここは明確に認識をしていただきたい所であります。

そして、エステスクールの先生方もここを強く生徒さん達に
教えていただきたいと感じております。

10年前くらいから常々感じてきたのは、医療美容がどんどん身近になっていく中、
エステという仕事は 近い将来必要が無くなるのではないかということでした。

しかし、その考えを覆されたのは、皮肉にもコロナによるパンデミックでした。
コロナ禍の当時、当店がフィトネスジムに併設されていることもあり
お客様はほとんど来る事はありませんでした。

それが徐々に戻りつつある中で、次第にお客様方から
「精神的に癒してほしい」
「体を癒してほしい」
「家にこもっていてストレスから気が滅入るので、体をほぐしてほしい」
「椅子に座る時間が長く、むくむ体を改善してほしい」

などの声が多く上がるようになりました。

現代は大変便利ではありますが、その裏腹に孤立や孤独を感じやすく
コンピューターに向かってのストレス疲れも現代人にとってはつきものです。
特に突然のコロナ禍で受けたストレスは計り知れません。

これらの経験を経てわかった事は、医療にお世話にならない為にも
心身共に疲労を改善するこのセラピストとしての仕事は益々必要とされる時代なんだと感じています。

当時、ほとんど閉店状態の中、当店でお客様の声から生まれたのが「マインドエステ」という
現代人により合わせた、自律神経によりスポットを当てた特殊な施術法になります。

自律神経のバランスをとるには
① 脳神経の中枢である背骨周りにある筋肉の圧迫による解放
② 皮膚は第二の脳であるために、皮膚に快楽の快を伝える刺激
③ 神経が集中している首から上、特に顔筋や頭皮をほぐすこと

この3つをバランスよく行うことで、心と体を整える状態に限りなく近づきます。

お医者様にかからなくていい健康のベース作りの場がエステサロンとして必要なのだと。

エステは美容の面では、美しく若くいるために通うイメージが強いですが
美容だけではなく、心身の健康の為に活性酸素を除去し、
細胞を若くしリンパや血流の流れを良くする という考えをもってメニュー提供できるサロン、
また、ホームケアについてもアドバイスができる「かかりつけサロン」を
ぜひ見つけて頂きたいと願っております。

現代の医療美容との付き合い方

しかし老若男女で美を意識する現代、 美容に対して
もっと、もっと、と欲が出てしまうのは当然の事ですが
気軽に通えるようになった美容医療、美容皮膚科が増えたことも
より美意識を高めるきっかけになっています。

例えば美容皮膚科で人気とされる一つに
皮膚のコラーゲンやエラスチン生成などを促すヒアルロン酸製剤を針で注入にして
皮膚に弾力を与えることは主流となり、
最近ではただ膨らませるのではなく立体的に見せる「プロファイロ」というたるみ治療も
よく話題にでるようになりました。
「ダーマペン」のように肌に傷をつけて修復する過程で美肌を作る方法だったり
たるみの肌に効果的な機器では 「ウルセラ」や「ハイフ」 「サーマクール」等々・・・

美容皮膚科でできる処置は、近年リーズナブルになり誰でも受けられるようになりました。
これは非常にありがたいことです。

主婦がどんどん綺麗になり、若い子たちもバイトのお給料で美しさを手に入れることができ、
プチ整形で二重や唇を厚くしてみたり、世の女性にとってはありがたいです。

しかし、忘れないでください。
こちらで何度とお話しているように、これらの行為は全て人間の体にとっては
「異物」の侵入であるということを。
変化を出す為には 数ヶ月または年に何回かは通い続け維持しないといけません。

体は異物が入ってきたら、異物から体を守ろうとする機能が備わってます。
年齢と共に、異物からの防御ができなくなり 次第にリンパ菅はむくみ始め、見た目もどよんとし
それより体調を崩すことや、活性酸素が過剰に誘発される事も懸念されます。

決して、一時的な美しさを求めることより 10年後20年後、晩年期の想像をして
何を取り入れるか考えていただきたいです。

そのためには、細胞を元気にし活性させるアンチエイジング法のエステを
生活に取り入れることをドクターも進める様になりました。

「 継続は力なり」という言葉があるようにトリートメントを月に数回受け、
リンパ、血流を促し、活性酸素から守る酸化を還元させるエステ美容法これこそが、
10年後20年後の自分への最高のプレゼントになるのかと思います。

肌再生美容について

次に、今話題となっている肌再生美容についてお話したいと思います。

私がこの先、近い将来について常々感じているのは、
時代は日々進化し、 最先端の美容医療をもっと気軽に受けられるようになるという事です。

その中で非常に感じているのは、株式会社セルバンク社の「肌再生医療美容」です。

自分の耳裏から米粒くらいの細胞をとり、何万倍にも培養させ
丁寧に抽出して細胞のコラーゲンがより強化され自然に体内に蘇るというものです。

この情報を知った時、私が最初に浮かんだのは、
あの美肌を作られない紫外線の強い環境に住むオーストラリアの方々に受けていただきたい。
あの地に持って行ったらどんなに喜ばれるだろう。 という事でした。
（オーストラリアとの関わりについてはこちらのコラムをご参照ください。）

肌再生医療美容の1番の利点は自然であるという事です。

自分自身の細胞で美しさを手にいれられるという事はより自然な若返り法であり、
後遺症が少なく、世の女性からみたら魔法のような技術です。

まだ世の中に出回ったばかりで高価ではありますが 次第に世の女性も気軽に受けられ
オーストラリアでも提供できる日がくると期待しております。

肌再生医療美容をお考えの方におススメしたいのは、培養の為に
採取する耳うらの皮膚を少しでも若い細胞にして準備しておくに越した事はありません。

肌再生医療を受けるできるだけ早いうちに「美還元液」などを毎日、耳裏に塗布しておき
少しでも若い細胞に準備をしておく事が、より理想と言うのが私の感想です。

また、採取した細胞は自分の細胞であるものの、
注入を行うときには麻酔クリーム使用や、
注射器をいれるのだから肌への負担はどうしてもあります。

ですから、施術後も想定される活性酸素対策に特化した美還元液がありますが、
このような細胞老化の根源である活性酸素対策に特化した化粧品で、
施術の前後に役立てて頂くとより理想的でしょう。

この様に、迅速に美しさを手に入れられる美容医療を受けたとしても、
そこには必ずホームケアが大切になります。

毎日、細胞に感謝をこめて自分が命をいただいたことの原点に戻りながら、
老化の根源である活性酸素への対策と防止が大切な事を忘れないでおきましょう。
私がこの仕事をして、日本では15年以上と長年のお付き合いのあるお客様達のお顔を拝見し、
つくづく思うことは「継続は力なり」。

そして、 「肌は人生を変える」 です。

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