男性も必見！フェイシャルエステの本当の効果と注意点

皆さま、ごきげんいかがですか？
肌再生・生涯健康術のプロの阿部景衣子です。

今回は、学べば学ぶほど日常に取り入れるべき施術のひとつ
「フェイシャルエステ」についてお話したいと思います。

フェイシャルエステの本当の効果とは…

お顔のシワ、たるみ、にきび、シミ…と
加齢と共にお悩みは増えていきますよね。
フェイシャルエステ＝マッサージやパックを使っての美顔
という印象の方が多いかと思いますが、解剖生理学的にはそれだけではありません。
女性の為にある施術という印象が強いですが、
男性やお若い方にもオススメの施術になります。

①プロの手で丁寧にクレンジングと洗顔、保湿ができる
普段のお手入れでは落としきれない汚れを落とし、時間をかけてきちんと保湿することで
フェイシャルで使う化粧品の美容効果を発揮させることができます。
フェイシャルエステの内容には、美白やリフトアップなど目的に沿った
パックで保湿することが多いですが、1枚のシート式のものではなく
コットンを使って顔の輪郭に沿って保湿すると
さらに美容成分の浸透が良くなります。
ホームケアでも、パックにはコットンを使って
たっぷりと化粧水や美容液を使うのがオススメです。

②サロン用の機械を使ってスペシャルケアができる
日本のエステサロンで扱える機器の中には、ヨーロッパなど海外で医療用に開発され
臨床試験をされた安全性の高いものを使っているサロンが多くあります。
機械を使って血行促進させハリツヤがある肌や、リフトアップ、顔のむくみなどを
的確に改善することができます。

最近はホームエステ機器の進化も進んで、
ラインナップもさまざまになりましたが
私は、ホームエステ機器の使用はオススメしません。
なぜなら、自分でやるとどうしても手に力が入りがちになってしまうからです。
また機械の使用する順番、機器専用の化粧品の使い方を
きちんと知らないまま使い続け、トラブル肌になってしまうケースがあるからです。

③ストレスに効果大◎
「美顔」というイメージが強いフェイシャルエステですが、
精神的なストレスにも大変効果的です。
皮膚というのは「第二の脳」
脳神経が皮膚の真下に張り巡らせています。
脳に近い顔や首、デコルテ、ヘッドなどを
滑りを良くするオイルなどを塗布して、人の手で
心地よく優しく撫でるようにトリートメントすることは、
脳をダイレクトにマッサージしているのと同じこと・・・

お仕事や勉強などで頭をフル回転に動かしたり、
逆に、何も発想が湧かない、疲れすぎて何もやる気が起きない時、
脳疲労が回復され自律神経が整い、とてもすっきりします。
全身マッサージをするのも良いですが
効率的に疲労回復したいならフェイシャルマッサージの方がオススメです。

④食いしばりにも効果的
最近、増えた印象がある食いしばりでエラが張り気味の方。
私たちは、体は衣服で隠せますが顔はマスクを外せば
常に外に晒している状態。

ストレスを感じていても笑顔を取り繕ったり、
悲しくても涙を堪えてみたり・・・
心の声とは裏腹な表情をしなくてはならない表情筋を
ぐっと力を入れている時、食いしばりに繋がりがちになります。

寝ている時も、食いしばりをしているという人も増えていますね。
食いしばりは何十キロと負荷がかかり、歯が欠けるくらいの力があります。
顔のこわばりや力を入れてしまいがちな習慣が
ついてしまいますので、表情筋の緊張を定期的に解いてあげるのも
良いですね。

[前章 https://mbp-japan.com/miyagi/ginca/column/5148241/]]でも、かかりつけエステが必要とお話しましたが、
定期的に脳の疲労の回復の為にも、美顔という目的でも
フェイシャルエステを受けることをオススメします。

最近は、男性向けのエステサロンもとても増えました。
ぜひ、男性もメンテナンスの為に利用していただければ嬉しいです。

お肌の為に…フェイシャルエステを受ける時の注意点

お肌の美容と健康の研究を長年している私が
エステサロンの選び方をお伝えするなら、

「皮膚の一番上の角質層を傷つけるエステはやらないこと」
に尽きます。

角質層は、ティッシュ1枚くらいの薄い層が何層も重なって
体内を守っています。
薄い層の為、強いマッサージは角質層を傷つけてしまうので逆効果です。
優しいタッチでも、筋肉のポイントが的確ならちゃんとマッサージの
効果を得られます。

過剰ピーリング、スクラブ、ワクシング（脱毛ワックス）を
使わない事も大事です。
こちらも肌の角質層を剥ぎ落とす行為になるので
エステサロンでもご自宅でも行うことは避けた方が良いでしょう。
わかりやすく血が出るわけではないので
角質層が刺激が受けている事はわかりづらいですが、
こういった行為は、角質層を研磨し傷つける行為になります。

あとは、もちろんの事ですが、強引な売りつけをせずに
お客様の目的を果たす知識と技術で接客ができるサロンを選ぶことです。

せっかく施術が良くても、接客でストレスを感じてしまったら
美容目的でも健康目的でも台無しです。

その方によって合う合わないのサロンは
実際に通ってみないとわからないのですが、
そのサロンの施術、接客、お店の雰囲気、清潔さなどを見て、
体と心で感じていただき、ご自分がリラックスできたか、
それともできなかったか。
と言うのはエステ選びのポイントになるかと思います。

なぜなら、こちらのコラムで何回もお話してきていますが
ストレスは活性酸素の大きな原因。
活性酸素は、老化を進行させる酸化の原因になるからです。

また、「快」・「不快」と感じるのは人それぞれのバックボーンや
感性によって変わる本能的なものですが
この感覚はサロン選びにも大切です。

今回はフェイシャルエステについてお話させていただきました。
皆さまの「かかりつけエステサロン」探しの旅のお役に立てたら嬉しいです。

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