マイホームの夢を金融機関に応援してもらうということ【融資成功事例】
今回のコラムでは住宅ローンコンサルティングの成功事例をひとつご紹介します。
【ご相談内容】
・T様 40代 会社経営
・築浅の持家にお住まい、お仕事の都合から他市町村にお住み替えを検討。
・持家の売却代金を頭金として新居を購入したい。
・持家をいくらで売却できるのか査定してほしい。
【ご相談時の状況】
・T様とお母さまの2人暮らし
・年収 375万円
・カーローン2口(個人・会社)、フリーローン、キャッシングあり
・前年に他の不動産業者様を通して融資の仮審査を複数の金融機関に申込、どれもゼロ回答で否決
【解決への道のり】
まずはじめにご理解いただいたのは、「住み替えのむずかしさ」です。
家の購入と売却のタイミングを合わせて、両方を同じ日に完成できなければ売却代金を頭金として出すことはできません。
とても現実的とは言えないのです。
そのため、住宅ローンの再チャレンジをご提案し、CICをはじめとする信用情報の開示資料など資料一式を拝見することとしました。
数回にわたりヒアリング、お打合せ、検証を行った結果・・・。
資料には載っていないT様の非課税年金収入と、十分に合算できる額のお母さまの年金収入があること、さらに現在の預金額から既存のローンの一部を完済できることがわかったのです。
経営する会社の決算書ではなく個人の確定申告書をもとに審査を進められたこともプラスに働きました。
結果として2490万円、30年のローン承認に至りました。
T様は住宅ローンを利用して新築物件を購入され、わずか2ヶ月後に持家を売却。売却代金で住宅ローンの一部を返済し余裕ある家計になりました・・・。
(もちろん持家の売却も当社でお手伝いさせていただきました!)
最初は「どうせ住宅ローンは通らないから安い中古でも・・・」と悲観的でおられましたが、T様のお母さま思いの人柄と仕事への情熱、お母さまの素朴でやさしい人柄に触れるにつけ、私もだんだんとスイッチが入りローンのお手伝いに熱が入っていきました。
【まとめ】
一般に不動産業者やハウスメーカーの営業担当者も住宅ローンのご案内はしてくれますが、審査基準にどれだけ詳しいか、通すテクニックをどれだけ持っているかはその営業担当者によるところがとても大きいです。
ローンを断られたご経験がおありの方でもあきらめてはいけません。
先日T様がお仕事でご活躍される姿をニュースで拝見しました。
今後ともますますのご活躍お祈りしております!
今回もミッション完了です。