正しい勉強の仕方①
【「効率よく」勉強する方法(3) 】
~塾長コラム~
勉強においては、つねに、根拠を持って考えること、
「なぜそうなるのか」と考えることを習慣づけることが大切です。
自分なりに、これはこうだから、このようになるのだ、と理解することです。
もちろん、すぐには理解できないこともあるでしょうが、必死で考えてみる。
全然わからなくて、
たとえ、いったんその事柄を考えることをやめてしまったとしても、
つねに頭の片隅に置いておいて、
ふとしたときに「どういうことなのかな」と考えてみる。
そういう習慣づけが大切です。
実はこのプロセスにおいて、個人別指導は非常に威力を発揮します。
先生との対話によって、自分の理解を深めることができます。
良い個人別指導の先生は「なぜそうなるのか」と考えるうえで、
自分のわからないところ、納得のいかないところを
しっかりフォローしてより深い理解へと導いてくれるのです。
学習においては、決して表面的、皮相的な理解に終わらせず、
深くその奥を洞察しなければなりません。
もちろん、考える主体はあなた自身ですが、
先生はその手助けをしてくれる存在なのです。
私の考える「効率のよい」勉強法とは、
つまり
「しっかり頭を使ってなぜそうなるのかを納得するまで考えることで、
自分のなかに深く定着させる」勉強法ということになります。
しっかり考え、自分のなかに落とし込んだ事柄というのは、忘れようにも忘れません。
確実に自分のものになるのです。
自分のものになるということは、
自分の頭のなかに自然と出てくるように定着させるということです。
そうすれば、
同じことを何回も、忘れてはまた勉強するという無駄がなくなるだけでなく、
しっかり理解できたことを足がかりに、
さらに加速度的に他の事柄の理解も深まっていきます。
勉強もどんどん楽しくなってくるでしょう。
まさに「効率のよい」勉強法だと思いませんか?