「効率よく」勉強する方法(1)
【「効率よく」勉強する方法(2) 】
~塾長コラム~
時間は有限です。
限られた時間の中でいかに効率よく学力を上げていくか、
これはたいへん重要な問題です。
しかも、
勉強した時間に見合うだけの学力が身についていかなければ、
いくら勉強してもなかなか成績はあがりません。
私がいつも残念に思うのが、
せっかく授業で教えても、すぐに忘れてしまって、
また元の木阿弥になってしまう生徒さんです。
学んだことをすぐに忘れてしまっていては、
それを学ぶのに使った時間がまったく無駄とは言わないまでも
(少なくとも勉強はしたわけだから、まったく無駄とは思いませんが)、
学力アップの観点からはたいへん効率が悪いと言わざるを得ません。
では、どのように勉強すればよいか?
「頭を使う」ことです。
必死で、体温が1℃上がるくらいに全力で考えることです。
あなたは勉強するとき、「頭を使って」いますか?
「なぜそうなるのだろう? どうして?」とどこまでも突き詰めて考えていますか?
たいていの人は、
「ふ~ん」「わかった~」「そっか~」と表面的な理解で終わらせてしまいます。
いわゆる「わかったつもり」の状態です。
場合によっては
「なんかわかったようなわからんような感じやけど、めんどくさいし、まあいいか」
とうやむやな理解のままスルーしてしまいます。
A:「これはこうなんですよ~」
B:「おお、そうなんだ!そうなんですね~」
ふだんの会話はともかく、勉強はこれで終わらせてはいけません。
A:「これはこうなんですよ~」
B:「おお、そうなんですね、なんでですか?」
必ず根拠をたずね、「なぜそうなるのか」にフォーカスしなければなりません。
つづきます