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秋山清三郎

高性能な風量測定器を活用した各種システム開発のプロ

秋山清三郎(あきやませいざぶろう) / システムの開発設計

オーメータテクノ

コラム

ジェットパック車(粉粒体運搬車)の厳しい荷揚げ時間の要求をクリアー

2021年9月12日 公開 / 2021年9月17日更新

コラムカテゴリ:ビジネス

ある会社でジェットパック車1台分を所定時間30分以内に荷揚げするというシステムがあり、ある大手企業が受注して試運転を行っているが、1年を経過しても検収を上げられず、引き取りになる物件が有り、やってみませんかというお誘いを知人から受けました。
50分も1時間もかかっているような状態でした。
大手ができないものなので簡単ではないと思いましたが、一度見させていただいて何とかなるとの判断で、引き受けさせていただきました。

研修の条件は、
ジェットパック車1台分を30分以内に荷揚げを行う。
積載物:石英微粉 見かけ比重 1.3
積載量:14トン / 1車
搬送距離:接続部よりすぐに垂直 約20m、水平 約20m、その後少し曲がり集塵機です。

図 1 フローシート
図1 システムのフローシート
上に上がってからの水平部20mが問題なのです。大手さんが失敗されていたのはこの部分で、詰まった粉が圧縮されて放出するときにすごい破裂音が起こっていました。
私の方のシステムの変更点は、この部分に追加のエアーをルーツブロワーで入れ、それに集塵機の後に風量測定器オーメータを設けたことです。

検収は2時間おきに3台のジェットパック車で行いましたが、1台目、2台目では特に運転上の問題はありませんでしたが30分をクリアーすることはできませんでした。ようやく3台目で30分をクリアーすることができ、検収をあげていただくことができました。

通常ジェットパック車の運転はタンク内の圧力状態を見てバルブ操作を行うのですが、それでは安全運転になり、検収条件をクリアーするのは無理なのです。
運転手さんにオーメータを見てバルブ操作をお願いして、最適な運転ができたと思います。

風量測定器オーメータにより空気輸送の運転状態が手に取るように解り、適切なバルブ操作をしていただけたことが良かったと思います。

私にとっても非常に難しい仕事で、ジェットパック車の中にも入り構造を勉強するなど、良い経験をさせていただきました。
能力は30分で14トンなので時間28トンとなりますが、立ち上がり、3槽の切り替え時間などを考慮すると、max 40トン/時間の能力になるのではと思います。
風量は12m3/minで単位風量当りの能力は 32 kg/kg air となり、ものすごい能力です。

最後になりましたが、お世話になりましたジェットパックの運転手さんありがとうございました。

この記事を書いたプロ

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秋山清三郎(オーメータテクノ)

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