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コラム一覧
法律実務家に必要とされる賢さ
2010-09-24
弁護士をはじめとして法律実務家の世界では高学歴は当たり前であり、出身大学がどうであるとかいうのはほとんど問題にされない。今後、多数の合格者が出てくれば就職の際には出身大学である程度の選抜がされると...
移送の申立(遠隔地で裁判が出されたら)
2010-09-23
民事訴訟には移送の申立という制度があり、遠隔地で裁判が出された場合に、証拠調べなどの必要がある事件(中身に争いがある事件)では、他に裁判の管轄がある裁判所に事件を送るように申立が出来るのである。こ...
パチスロ攻略法詐欺
2010-09-22
詐欺には何パターンかその手法がある。随分前に古今東西の詐欺の類型を集めたという本を買ってきたが、未だに読めていないが、実際に事件をしている中でそのように感じる。 その一つの類型として、「騙されて...
一つの嘘から・・・
2010-09-21
依頼事件について、遅々として進まない時がある。難しい事件だったり、資料の収集に時間が必要であったり理由はいろいろである。もちろん弁護士自身がずぼらな時もある。依頼事件についてその処理を遅延していて...
星との距離
2010-09-20
冬の夜空は夏に比べて空気が澄んでいるので、星が見えやすい。最近はしていないが、前は庭で葉巻を吸いながらオリオン座やカシオペア座、北斗七星などを探して眺めていたものである。今も仕事から帰る自転車で星...
ややこしい相手方が相手の事件
2010-09-17
暴力団やエセ同和、ヤミ金融などその他のややこしい相手が事件の相手方の場合、ある程度ベテランの弁護士でも腰が引けて引き受けなかったりする。ヤミ金から怒鳴られたりするのがいやで、多忙などを理由に引き受...
弁護士は現場に行け
2010-09-16
勤務弁護士時代に、ボスから教わった数少ない言葉の1つである。ボスはあまりああしろこうしろと言わない人であるので、あまりこうしたことを言わないのであるが、弁護士になった当初に「中君。写真とかだけで見...
気軽に身柄拘束をする日本の裁判所
2010-09-15
日本の刑事司法は、身柄拘束を気軽にしすぎのように思う。軽微な犯罪で、身元がはっきりしている人でも、裁判官は、検察官から勾留請求があれば、「罪証隠滅のおそれ」(要するに証拠を隠すやろってことだ)があ...
離婚と養育費
2010-09-14
離婚に伴い、養育費が決定されたり、判決で養育費の支払いが命じられることがある。私の感触では、この養育費が支払われ続ける可能性はかなり低いのではないかと思う。 時が経過して、(多くは)男性側も新...
情報を小出しにする依頼者
2010-09-13
依頼事件について、事件が進んで証人尋問をしている最中に相手方の尋問や裁判官からの質問に打ち合わせと違うことを平気で話しをし出す依頼者がいる。また、打ち合わせをしていると、「本当のこと話した方がいい...
調べ物をするときは複数の本を読むべし
2010-09-10
不動産の仮差押をして、供託金を決定された時に、異様にその金額が高かったことがあった。仮差押というのは、「仮に」相手方の財産を差し押さえる手続である。 裁判を出してもその間に裁判の相手方が財産を差...
2度目の執行猶予
2010-09-09
さて、タイトルは2度目の執行猶予である。執行猶予中に再度懲役刑か禁固刑にあたる事件を起こして有罪の判決を受けたときには、原則として実刑となり、以前の執行猶予も取り消されて、後に起こした事件も含めて...
来なかった本人
2010-09-08
一度だけ尋問に本人が来なかったことがある。自分の依頼者であるのに来ないのである。打ち合わせも十分に重ねたにもかかわらずである。日を間違えていた訳でもなく。 このときの焦燥感は中々筆には表せない。...
簡易裁判所の弁論
2010-09-07
ある簡易裁判所で弁論があったのだが、件数が異常に多く、待たされた。10時30分の弁論であるのに始まったのは11時である。それも次に予定が控えていたので、事務官に順番を変えてもらうよう打診して11時であった...
手帳について
2010-09-06
私の手帳は大阪弁護士会が出している黒色の訟廷日誌の合冊版である。最初に事務所から渡された手帳がこれであったのでこれをずっと使用しているが、事件の当事者を書く欄があり、やはり使いやすい。システム手帳...
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