7月に入りました
一般の方々は裁判官は全て等しく判断できると思われているところがあるが、裁判官によって結論が変わりうることは弁護士にとっては当たり前の話である。
弁護士にも能力の差はあるが、裁判官にも能力の差はある。
記録を十分に読み込んでいて、整理され、鋭い指摘をしてくる裁判官もおられて、そういう時は心の中で「素晴らしい裁判官だ」とうなっている。
一方で、記録も読まず、適当に和解を勧めてくるだけの裁判官もいる。心証に基づく勧試ではなく、そんな勧試を当事者も双方の代理人も検討できるはずがないのである。そういう裁判官に対する弁護士の認識は共通しており、「第●分の●●裁判官はどうしようもない」という話となる。
現職裁判官や、元裁判官と話をしていると、とにかく裁判官は多忙なので、長い書面は出さない、余計な論点を作らない等の話を聞くことはある。
できるだけこちらも余計な負担をかけないでおこうと思うのだが、事件によっては長くなってしまうこともある。
早く転勤しないかと思われている裁判官に限って中々転勤しなかったりする。
事件を滞留させた裁判官の後に、ものすごい勢いで事件処理をする優秀な裁判官が到着してくることもあり、最高裁も人繰りが大変なのだなと思うこともある。
以上です。


