読書日記「百年の孤独」
30年ほど前に札幌修習に決まった時に、冬の札幌では根雪が普通で、常に雪があるという状態であることすら知らなかった。
同じ班の札幌生まれ札幌育ちの修習生に、「中ちゃん、冬には雪用の靴を買わないとダメさ」と言われた(当時23歳で、ほとんどの修習生は私より年上だったので、私は「中ちゃん」と呼ばれていた。ええ、どうでもいい話です。)。
札幌では当たり前だが雪用の靴が売られていて、修習に行くのには革靴であろうと考えて、裏にスタッドレスがついた雪ぐつ(ただし革靴)を購入した。札幌生まれの修習生たちに、凍った地面での歩き方も教わった。
弁護士になってからも勤務した事務所の関係で札幌地裁にも何度となく行ったので、冬場はしばらくこの雪ぐつを重宝していた。
今なら通信販売などで購入するのに困らないであろうが、そういう時代でもなかったので、近畿では雪ぐつのようなものは売っておらず、初代雪ぐつがダメになった後は、札幌に行った時に二台目雪ぐつを購入した。
今は雪用の革靴も持っていないので、先日の大雪の際には、モンベルの雪用シューズで移動した。
滑らず快適であったが、もし冬場の札幌に出張が入ったら、さすがに雪用シューズで行くことはできないので、またビジネスでもおかしくない雪ぐつを買おうかと思っている。