読書日記「百年の孤独」
猛暑が続くが、セミは我が世の春を謳歌しているようである。セミなので、我が世の夏か。
私の自宅は隣が公園で割合大きい木が何本かあるのだが、早朝からセミが絶唱している。
鳴き声からするとクマゼミであるようである。時々アブラゼミが混じる。
セミは長いものだと土の中で10年幼虫の状態で過ごすという(誰がどうやって調べたんだろう)。
数年幼虫で過ごし、成虫になると3日から1週間程度で死ぬと言われていた。
どこかの小学生だったかと思うが、セミが本当にすぐ死ぬのかということに疑問を抱き、セミを捕まえてはマーキングをして放してまた捕まえてを繰り返し、長いものだと1ヶ月は生きていたということであった。
以前ヤマビルが木から落ちてくるかどうかという実験をして、ヤマビルは下からのぼってくることを実証した本でも感心したが、「本当にそうなのか」と思ってこういう実験をする子どもは偉いと思うし、セミの寿命に関してそう思い込んでいた自分を恥じるのである。
早く涼しくなり、ツクツクボウシの鳴き声が聞こえてこないかと思う今日この頃である。