読書日記「百年の孤独」
幻冬舎文庫。阿佐ヶ谷姉妹。
話題になった頃に読もうと思って購入しておいたのだが、次々に購入する本の中に埋もれていた。
重たい本(エーレンデュル捜査官シリーズの「印」)を読んだ後にちょうどよいと思い、気楽に読めた。
小説と思って読むと小説は不要ではないかと思うのだが、私小説だと思うと二人の顔になりそれはそれで面白かった。
基本的にはエッセイで、阿佐ヶ谷姉妹が二人で暮らしだした経過と、そして別居(!)に至るまでが書かれており面白い。
顔はそっくりだが、実の姉妹でない二人。仲が良さそうではあるものの、その中でも静かな戦いがあることを知る。
気楽に読めて、面白いので、重たい本を読んだ後、脳が疲れた時にお勧めである。