読書日記「百年の孤独」
角川文庫。横溝正史。
角川文庫で絶版となった横溝正史の文庫版は全巻保っているのだが、昔の文庫は字が小さく、また、筋をすっかり忘れているものも多いことから、復刻版を毎月購入している。そのうちの一冊。
町内で強迫文書が送られている。中には身に覚えのないものもあるが、現実に恐喝されている人もいるようだという。
金田一耕助の知人が呼ばれた集まりで、女主人が殺害される。
全裸の背中には矢が突っ立っており、トランプの入れ墨がされていた。。。
ほか、人気の絶頂期で服毒自殺をした俳優の謎を解く「黒い翼」を収録。
金田一耕助の名推理が冴える。